【インタビュー】指導者のたった1つの役割
熱血ソフトテニス指導者と言われるあなたへ
こんにちは。
恵比寿のスターバックより、、
メルマガ「部活運営のヒント」編集部の福田です。
なんだかスッキリしない天気が続きますね。
いかがお過ごしでしょうか。
さて今回もソフトテニスの指導に関わる方へのインタビューをお届けします。今回のインタビュー先の方は・・・指導者であり、著名なブロガーさんでもあります。
週末を中心に「小学生」へのソフトテニス指導に”熱く”向き合っているyoumeiさん。全国小学生大会にも出場するような選手を育ててらっしゃいます。中学生・高校生の指導にも必ず役立つ内容です。
Inetview:
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youmeiさん(50代・スポーツ少年団団長・埼玉県在住)
一言:「宝くじがあたったら、テニスコートを作ります」
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●プロフィールは?
今では団長を務めるほどどっぷりソフトテニスとこの少年団にハマっています。
自分自身はソフトテニス経験は中学校までです。
●埼玉県はジュニアは盛んなんですか?
そうだと思います。
全国の都道府県の中でも一番ジュニア(小学生)のクラブの数が多いと思います。
指導者はみなさん熱心ですよ。
●教えてらっしゃる少年団出身の生徒さんがその後も活躍されているそうですね。
はい。中学校・高校で関東・全国で活躍しています。
●少年団さんとしても全国大会出場など結果を残されていますが、活躍の要因は何だと思いますか?
指導をしていく中で意識していることが1つあります。
それは「子どもたちの心に火をつけること」です。
つまり・・・とにかくこのスポーツに”夢中”にさせること。
指導者の役割はそれだけだと思っています。
例えば、勝ってばかりいるような環境に身をおくと、子供は調子にのってダメになってしまう。
”火”がつかないんですね。
子供が、時に負けたり、時に勝ったりを繰り返すような、
そんな環境を指導者が常に用意してあげることが、大事です。
●どんな練習を普段されているのでしょうか?
半分の時間は基本練習です。
案外、子供は、基本練習でも飽きないものなんですよ。
大人が考えるほど。
普段から、ボールを打つこと自体が”楽しい”と思わせるように
していますし、子どもたちに
”うまくなりたい”という心がまえができているから、
ということもあると思います。
●鴻巣パンジーさんのホームページには「一人立ちをはじめた子どもたちへの最良の助言」という素晴らしいページがありますね。
指導するものが心の中に常にもっておくべき、大事なことだと思って載せています。
もしよかったら読んでください。
(以下、一部抜粋)
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批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる
しかし 激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる
寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる
賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる
可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じることを おぼえる
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●小学生の指導者の方で怒鳴ったりするような方は多いのでしょうか?
正直、怒鳴る方は多いですよ。
全国規模の大会などでもたくさんいらっしゃいます。
私の考えでは、大声を出して子供を叱りながら指導することはとってもよくない。
指導者は、子供の心を抱きしめてやって、ほめながらやっていくことが大事だと思っています。
●中学でもソフトテニスを続けなさい、とは言わないそうですね。
生徒が小学校を卒業していく時、「ソフトテニスを続けてね」とは言いません。
ソフトテニス1本やりの人生もそれはそれで価値があると思いますが、もっとたくさんの大事なことを、様々な経験を通して身につけていって欲しいと心から思っています。
<ありがとうございました>
インタビュアーより:
インタビューさせていただいた時間は、
youmeiさんの”ソフトテニス愛””を非常に感じた一時でした。
文中でも一部紹介させていただきましたが、
youmeiさんがサイトにのせてらっしゃる
「一人立ちをはじめた年代の子どもたちへの最良の助言」
というページはコチラです。
↓ ↓コチラ↓ ↓
PS:
※この内容は6月に指導者向けメールマガジンとして配信された内容です。