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目からうろこ!体を傾けてサービス、スマッシュを打つ

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こんにちは。トレーナーの市山です。
3月に入り、少しずつ春の暖かさを感じる時期となりました。
4月には新入部員も加わり、チームの中での技術レベル差も出てくると思います。
そこで今回は、チーム全体で技術レベルの差があっても行えるトレーニングとして「キャッチボール」について、やり方の説明をさせていただきます。

キャッチボールには、たくさんの要素が含まれており、サービスやスマッシュ、ストロークで効率良くボールへ力を伝える基本動作となります。

キャッチボールのポイント1

~肩の安定した状態(ゼロポジション)~

まず、肩関節には肩甲骨に上腕骨を引き付ける筋肉(インナーマッスル)が複数あり、これらの筋肉が全て均等な長さで伸ばされていく状態を「ゼロポジション」と言い、この状態が、肩関節にとって最も安定したニュートラルポジションと言えます。

投げる・打つなどの、肩関節が作用するときには、このニュートラルポジションで動かすことが最も重要です。

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上記のことから、ゼロポジションを保ったまま高い位置でボールを投げるには体を傾けなければなりません。

体がまっすぐな状態で腕が顔の真横を通る投げ方では、手先の力になってしまいコントロールも難しくなります。

体を少し傾け、肘が肩よりも少し高い位置から投げるフォームがベストです。

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キャッチボールのポイント2

~反対の手を伸ばす~

投げる前の準備として、反対の手を投げる方向に伸ばすことです。

非利き手を投げる方向に上げて準備し、下げる(肘から引く)ことでボールを持った利き手は自然と上に上がって前に出てきます。
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 身体の傾きと、反対の手が大変重要になります。


【実践】

まずは50%の力で良いので、大きな動作で投げていきましょう。
肩甲骨と、非利き手のバランスを大事にした回転で大きな力が伝わります。
少しずつ距離も伸びてくると、今度は2人の距離を縮め、速いボールで行ってみましょう。
両手でキャッチをしたらすぐに投げるポジションに入り、テンポ良く行います。
次回は、さらに効率良くストロークにつなげる方法についてお話します!


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