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Uー17合宿に学ぶトータル的アプローチ ~トレーニング・栄養・ケア~

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皆さん、こんにちは。トレーナーの橋本です。

三重県鈴鹿市で行われました全日本U-17チーム男女合同強化合宿<4月11日(土)~16日(木)>、
に中野トレーナーとともに参加させていただきました。
合宿の取り組みについてお話しさせていただきます。

今回の合宿はU-17カテゴリーの単独合宿ということで、トレーニング・栄養・ケア等について、より深く指導し、実践していきました。
トレーニングでは、走り方・骨盤の動き・体幹(姿勢)に注目しました。
ソフトテニス選手の中で「前傾姿勢」で走る選手が、非常に多くみられます。プレー中にラケットを前に伸ばしてボールを追いかけてしまうので、普段の走るフォームもそれに似た姿勢になっていると考えられます。「前傾姿勢」になると、骨盤が後傾し、地面からの力が身体に伝わらず、速く走ることができません。
そこで今回は、ウォーミングアップから正しい姿勢を意識して行いました。肩甲骨と骨盤を意識し技術面と連携していくように、実際にラケットを持った状態で、走ったり、トレーニングを行ったりもしました。
クーリングダウン前には体幹トレーニングを毎回行い、正しい姿勢(立ち方)を意識して、腹部や内転筋へのアプローチも行いました。

栄養面では、食事の量・選ぶ食材に注目しました。
合宿での朝食と夕食は、ホテルでのバイキングであった為、選手には各自で選んだ食事の写真を撮ってもらいました。夜のミーティングでは、その写真をもとに、足りていない栄養素や適切な食事の量、食材の選び方などをフィードバックしました。
次の日からも写真を撮り、6日間を通して自分が選んだ食事を写真に残しました。なにげなく選んでいた物と、栄養素や分量を考えた物との比較をしていくことにより、選手の皆さんも、食材が偏らないように考えることができ、良い変化がみられました。

ケア面では「セルフケアの徹底」を行いました。
ケガをした時の対処法としてのアイシングや、疲労回復のためのアイシング、ゴルフボールや硬式テニスのボールを使用したケア方法、入浴中に行うマッサージ等をミーティングで指導し、各自で行えるように実践をしていきました。
自分自身の身体のことをしっかり考え、ケガを予防するためにも、セルフケアは非常に大切なことです。

このように、U-17の合宿では技術練習だけではなく、身体のことや食事のことなど様々なことに取り組んでおります。カテゴリー別の日本代表選手としての自覚を持ち、さらなる向上を目指します。
皆さま ご声援よろしくお願いいたします。

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