柔軟性の不足は良いことなし!
全日本合同合宿レポート
みなさん、こんにちは。トレーナーの中野です。
男子U-20、U-17、U-14の3カテゴリー50名で行い、私はU-17のトレーナーとして参加させていただきました。
今合宿でのU-17のトレーニングは、『静的および動的な可動域の獲得』をテーマに挙げました。
柔軟性の不足は、ケガの発生の要因にもなると同時に、他の体力要素(スピード、パワー、敏捷性など)をプレーに活かせないというデメリットがあります。また、コート上での動きの幅を制限してしまうことも挙げられます。
多くの高校生と同じようにU-17の選手も柔軟性が低い選手が多く、スピードやパワー、敏捷性には優れていても、柔軟性だけ突出して低い選手も多く見られます。
また、柔軟性が低い選手ほど普段から静的・動的ストレッチングに取り組まないことも傾向の一つです。高いレベルで身体を酷使している選手ほどセルフケアに積極的に取り組んでもらいたいものです。
具体的には、全身の中でも特に肩甲骨・肩周囲、股関節の可動域の向上を中心に静的ストレッチングと動的ストレッチングを行いました。屈曲や伸展、外転や内転といった単純な縦、横方向の動きに加え、回旋の要素を取り入れ、四足歩行など可動域と体幹筋力を同時に養うトレーニングも行いました。
6日間という短い期間ではありましたが、各選手が一生懸命に取り組んでくれました。
合宿では、技術練習やトレーニングのみでなく、行動規範やアンチ・ドーピング、栄養、セルフケア、メンタルなど日本の代表として必要な人間力、知識の教育も行います。
特にU-17は『人間力の向上なしに、競技力の向上なし』をスローガンに生活面の意識にも取り組みました。
チームとして次回につながる良い活動ができました。
日常でも継続して取り組んでくれることを期待しています。
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