全日本高校選抜を通して新人トレーナーが感じたこと
こんにちは。新人トレーナーの藤田です。
先日、愛知県で行われました全日本高校選抜ソフトテニス大会に於いて、4日間のチーム帯同研修を受けました。
トレーナーとして帯同時に行う、試合前後のウォーミングアップやクーリングダウン、朝起きてから夜寝るまでの調整方法など、勉強になった事はたくさんありました。
その中でも、私が特に大切だと感じた2つのことをお話します。
1つ目は、監督や選手、トレーナー全員が信頼し合うこと。
当たり前のことですが、それぞれの立場の人たちがお互いを尊重し、その上で試合や指導スケジュール、トレーニングメニュー等を決めています。
自分の中で、これは簡単な様で実際にはなかなか難しいことだと思いました。
トレーナーは、監督に寄り過ぎることも、選手に寄り過ぎることもしてはいけない。その中で、いかに適切な距離感を保ち、かつお互いに意見交換が出来るにはどうすべきなのか。そのことを考えさせていただく、とても良い機会になりました。
例えば、どれだけ素晴らしく効果的なウォーミングアップやトレーニングメニューを考えたとしても、信頼関係が良好ではなければ、お互いの理解不足、説明不足などから、効果は半減する可能性もあります。
トレーナーもチームの一員として貢献するためには、監督や選手、コーチに信頼していただくことが最も重要であると改めて感じました。
2つ目は、チームトレーナーとしての立ち位置や一社会人としての気配り・心配りに関する事です。
トレーナーとしてチームスタッフの一員になると、そのスタッフ一人の言動が、良くも悪くもチーム全体の印象になってしまいます。普段の何気ない行動、社会人として不適切な振る舞いによってチームの印象を下げかねません。
自分自身の挨拶の仕方や普段の言動について考えさせられました。
選手には「私生活をしっかりと!」と指導しても、言っている本人がしっかりしていなければ選手にも伝わるはずがありません。
指導者である以上、後ろめたいことや恥ずかしい言動は出来ない、と強く感じた4日間でした。
このような貴重な経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
一緒に行動させていただいたチーム関係者の皆さま、心優しく接していただきありがとうございました。
今回の経験を、これからのトレーナー活動に活かしていきたいと思います。
精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。
スポーツインテリジェンスHP
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