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指導者は「伝え方が9割」


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今回は、私が指導者の方にお勧めしたい本を紹介させてもらいます。



『 伝え方が9割 』  佐々木圭一



 指導者として、生徒・保護者にいろいろなことを伝えるときに、どのように伝えるはいつも勉強しなくてはいけません。この本に出会って勉強して、考えさせられました。
こちらが伝えたいことを正論立てて伝えても、相手に伝わらなければ意味がありません。どんなに正しいこと・立派なことを伝えたくても相手に伝わるためには、どのようにしたらよいのかを考えさせられるきっかけになりました。

 たとえば、生徒が思わぬ敗戦をして、私なりの今後の原因・対策を伝えたいときに、彼らの表情などを見ながら今日は伝わらないだろうから明日、落ち着いて話そうと判断するようになりました。
 目的は、彼らにどのように伝わり、成長を促すかです。この本が教えてくれました。
よかったら読んでみて下さい。デートを誘うために成功する会話も掲載されていますよ!


先日、連合総研調査から:
 
小中教員の一日の労働時間13時間・読書時間は15分とありました。

私も朝6時に出勤して帰宅は21時を過ぎることは少なくありません。家族と過ごす時間を大切にと思い、週に一日は練習を完全に休みにしようと考えています。また若い頃と比較して圧倒的に勉強する時間が減ってきました。学校では生徒指導主任となり、いろいろな問題に対応したり、担任と不登校生徒へのケアーをしたり、行事では中心となり準備をしなくてはいけません。いつもバタバタとしています。
 もっと勉強する時間をつくりたいなと常々思っています。
生徒の練習時間ももう少し考えなければいけないかと考えています。

全国の指導者の先生方は、ご自身の学ぶ時間・機会をどのように確保されていますか?
またいろいろとご意見ください。

●おまけ

  先日、母の日に本校ソフトテニス部では、全員が手紙を書いて一輪の花を母親に持ち帰らせました。また、事前にお母さんに連絡をして

「 いつもソフトテニス部の活動を支えて頂きありがとうございます。明日、母の日は、少しでもゆっくりと過ごしてほしいので生徒のお弁当は、こちらでお弁当を手配します。生徒も15時には下校させますのでご家族でごゆっくりとお過ごしください 」

という連絡を差し上げました。

  練習前には全員でそれぞれ手紙を書かせました。また練習が終わる直前に一輪の花を部員分、用意しました。すべてこちらが指示をしてやらせたことですが、保護者はとても喜んでくれました。
その後、生徒には、今後は自分で保護者にいつもの感謝の気持ちを伝えられるようになろうと話をしました。
  驚いたのは、こちらから指示されなくてもすでに手紙を書いたり、兄弟と話をしてプレゼントを購入している生徒もいました。指示されなくても、行動が起こせる生徒もいます!生徒たちにも、よい学びの機会となりました。
ご参考になれば幸いです!!



次回は、初心者のノーバウンドストローク(動画)にて紹介します。
新入生がたくさん入部してきました。センスやガッツがある生徒が多く、驚いています。
こちらが大切に指導していかなければと感じています。



【編集部より】※高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等は、都道府県・ニックネームを添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com 
までお寄せください!
(ご質問・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます)
 
●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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