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【動画】初心者のノーバウンドストローク


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今回は、初心者向けのノーバウンドストロークを動画にて紹介します。


●ノーバウンドで打たせる理由は”ボールの回転の確認”

まず、ベースライン上に立たせます。
指導者や先輩が手投げで、膝あたりにボールを出します。

この時に注意したいのが、球出しのセンスが必要だということです。

生徒同士で行うと、あちらこちらにボールが散らばり、しっかりとラケットを振り込むことができません。

とは言うものの、最後の総体前に上級生に面倒をみさせるのは、難しいこともあるので、
指導者が何度も確認をしながら生徒間で行わせることが大切になります。

ノーバウンドで打たせるのは、ボールの回転を確認させるために行います。


●具体的なやり方

 ①ライン上に両足で立たせます

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 ②右利きの生徒は左足を前に出します

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 ③ひねりを加えます。オープンスタンスのできあがりです

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*生徒には 『 おへそ 』を隠すという言葉で、ひねりを覚えやすいかと思います
 左足が内側に倒れて軸足に体重が乗せます  

*右足の軸足に体重が乗っていることを意識させます

インパクトの瞬間、その重心が左足にうつります

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*この時に足裏全体が地面から離れないこと、バランス( 頭の位置 )が
とれていることを意識させます

以上の様子を動画で撮影したものを3本ご紹介します。

●動画1



●動画2



●動画3

 
 
この動画の生徒にははじめて、この練習をさせました。

この説明で形にはなります。あとは、黙々と打ち込ませることによって上達していきます。
初心者には、オープンスタンスが導入としてはよいかと思われます。

おへそを隠すというキーワードを使いながら、打ち込ませてください。

 
 次週は、卒業生エピソードを紹介したいと思います。


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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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