大会前にやった3つのモチベアップ術!
こんにちは。清明学園中学の髙橋です。
今回はどのように大会前に生徒のモチベーションをあげていくか紹介をしたい思います。
勝負の夏を目前に生徒がどのような気持ちで大会を迎えるか大切になってきます。
清明学園では、大会目前に今までいろいろなことを行ってきました。
いくつか紹介したいと思います。
近隣の高校で当時日本一の吹奏楽チームがありました。事前に連絡をして練習を見学させてもらいました。生徒には事前に「 彼らはスポーツと違って人から審査・評価をされる勝負をしています。入場したときから素敵な音を奏でるぞというオーラを出して歩いてくる。みんなも試合会場でも試合中でも、都・関東で勝ち抜き、全国で勝負するんだというオーラを出してコートに立てるように彼らからの学ぼう 」というような話をしました。
結果は、G0-3の劣勢で足が痙攣をした状況から大逆転をして全国出場を決めました。紛れもなく吹奏楽部の高校生から得たパワーが繋がったと思っています。
② 映画鑑賞
大会2日前に早々と練習を切り上げて映画鑑賞をしました。スポ根もの甲子園を目指す「ルーキーズ」という映画でした。チームみんなで苦境を乗り越えて立ち向かっていく姿に部員全員でモチベーションをあげました。
後日談です。日韓中メンバーが8月下旬に直前合宿を東京で行っていたので練習を見学させてもらっていました。監督と談笑する中で「 今日はリフレッシュも兼ねて選手に映画鑑賞をさせる予定でしたが、高田商業のメンバーは、インターハイ前にみんなで気持ちをあげるためにルーキーズを観たらしくて、どの映画を観るかまだ決まっていません。選手が話し合っています。 」と教えてもらいました。
常に日本一を目指している高田商業がモチベーションをあげるために同じことを行っていたことが嬉しくて今でも覚えています。
③ オリンピック壮行会の観戦
今年はリオオリンピック壮行会を生徒全員で観戦にいきました。一般公募をされたオリンピック選手への横断幕をテニス部員で作製したために素晴らしい席で観戦できました。選手入場のときには、我々が座っていたところの目の前を通ってくれたのでハイタッチなどをしてもらい、生徒は大興奮でした。最後にバレーボール選手が感極まって涙ぐむシーンも生徒に大きなものを伝えてくれました。
壮行会のテーマは、不安や困難を勇気をもって自信をもって立ち向かっていくとうものでした。
生徒たちもこれから始まる大勝負に気を引き締めることができました。
一生に一回しかない大会前になると生徒はいろいろな雑念が浮かんできます。雑念を捨てて、コートに立てるように指導者が選手にできることを何かを考えて企画しています。
皆さんはどのようにして大会前を過ごしていますか?
次回は、下半身・バランス強化の練習を動画にて紹介します。
では!
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●参考情報:
清明学園・高橋先生に関する記事:
●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー
[ 高橋 茂 監督 プロフィール ]
全日本アンダー17男子コーチ
[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝
過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上
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