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疲労度チェックでコンディションを整えよう!

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こんにちは。トレーナーの市山です。

 

夏休みに入り、練習時間は長くなり、遠征が続くチームも多いのではないでしょうか。


この厳しい暑さを乗り越えるためには、体調管理が大変重要となってきます。

今回は、「疲労度をチェックする方法」についてお話しします。

 


 

この時季、一番気を付けていただきたいことはやはり「熱中症」です。

夏休みに入り、生活が不規則になり、練習前にすでに熱中症になりやすいコンディションになっている可能性があるということです。

「睡眠不足」「疲れが残っている」「食事をしっかりと摂れていない(栄養不足)」などの原因が挙げられます。

ここでは、「疲労度チェック方法」を2つお伝えします。

自覚症状が少ない場合もありますので、しっかりとチェックしてみましょう。

 

 

疲労度チェック その1 

・心拍数を測る 

 

毎朝、時計の針をみて15秒間脈拍を測ります

その数を4にすることで1分間の安静時心拍数をみることができます。

一般的には6080/ 程度で、ほぼ毎日同じになります。しかし、睡眠不足や疲労がたまっている時、熱がある場合などは、いつもより心拍数が高くなります。

実際に選手に毎日記録をしてもらい、1カ月後にチェックをしたところ、明確に数字に現れました。

 

疲労度チェック その2 

・主観的(自覚的)運動強度(ボルグのスケール)

 

主観的(自覚的)運動強度(ボルグのスケール)とは、運動の際に個人が「きつい」と感じる段階を数字で表した主観的運動強度のことを言います。

「非常に楽である」を0とし、「非常にきつい」を10とした10段階の指標をもとに、感覚的にどの程度なのかを自己申告してもらいます。

同じメニューでもその日のコンディションによって感じ方は変動します。選手の体力レベルによっても疲労度は様々です。

1日の疲労度を、体力面だけでなく、メンタル面でも見ていくとモチベーションの変化なども確認できるかもしれませんね

<ボルグスケール>

PRE尺度 (1)

特定非営利活動法人 NSCAジャパン「ストレングス&コンディショニングⅠ」より

 

選手が感覚的に体調を確認するだけでなく、はっきりとした数字で確認でき、体調管理の目安となります。特に、試合前や普段の練習と違った遠征中などにお勧めです。

はじめは少し手間かもしれませんが、参考にしてみて下さい。

 

では!
 



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