前衛を育てるための7種類の練習方法
こんにちは。ソフオン編集部です。
さて、今回は前回(前衛が伸びない・・・への対処法)に引き続き、
『小峯秋二』先生の独特な指導論を紹介します。
前回紹介した内容(DVDセットの1枚目)はどちらかというと
机の上で学ぶ技術でしたが、
今回実践を通してして説明していく内容になっています。
(DVDセットの2,3枚目)
いわゆる教科書的な体の動かし方は、どうしても力の弱い選手は強いボールに
押されてしまう事もしばしばあると思います。
ただ、そんな選手でも身体の使い方次第で
強いボールに打ち負けなくなる、ということがDVDを通じてわかります。
小峯先生自身も男性選手の中では
体が大きいわけではありません。
しかし鋭く力強いボレーが可能なのは身体の使い方が
とても上手く考えられているという事が、
私自身、この2枚目を見ることでよくわかりました。
3枚目は~前衛の感性・技術を身につけるためのドリル~
最初はトレーナーによる準備運動・ストレッチ運動。
個人的に感じる事としては、強豪校ほど準備運動や
ストレッチ、トレーニング、クールダウンに
時間をかけているイメージがあります。
全てのプレーの基本は健康な身体の状態が必要です。
この機会に練習前、練習後の身体のケアを見直すきっかけとなるはずです。
ウォーミングアップが終わると実技に入っていくのですが、
ここでも小峯流の独特な練習方法が紹介されています。
1枚目、2枚目の内容をしっかりと頭に入れておかないで
いきなり3枚目の練習を行っても、効果は半減してしまいそうです。
それくらい、この小峯流DVDは順を追って理解していく事が必要です。
"感性・技術を身につけるためのドリル"と言っているだけあって
3枚目は、あぁなるほど!と、前衛がなぜこのような動きで
プレーしているのかというのがよくわかる内容になっています。
テニスはいかに相手に万全の状態で打たせないかが
大事になってきますが、
あえて体勢を崩した状態で打球する事で
どのようなチカラが生まれるのか理解できます。
意外とこのような(体勢をを崩した状態の)前衛練習を行っている学校も
少なくはないと思いますが、よりこの練習の意味を
深く理解してから再度行う事でさらに技術にも
磨きがかかるはずです。
見様見真似だけの技術ではなく、その奥には何が隠れているのか。
この小峯流DVDを見て、たくさんのネットプレーヤーさんに
確かな自信を持ってもらえたらと思いました。
また、指導者の方にとっても、
前衛を育てるのは時間がかかりますが、
ヒントはいろんなところに転がっているというのを
感じていただけることは間違いありません。
動画(DVDより)
前衛指導に関わる指導者のみなさん、ぜひ、以下のリンクより詳細ページへアクセスください。
『小峯秋二のソフトテニス進化論』
~ネットプレーの常識を覆す!前衛指導の極意~
(3枚1組)
■前衛に必要な要素(導入編)
■前衛の身体の使い方(基本編)
■前衛の感性・技術を身につけるためのドリル