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【動画】ショートラリー力が勝敗を分ける!

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部活運営のヒント 読者のみなさま

こんにちは、清明学園中学の高橋です。
 
 今回は、ショートラリーのいろいろなテーマを持った練習をショート動画で紹介させてもらいます。
 ショートラリーは継続して取り組んでいるチームと取り組んでいないチームは顕著に表れます。ぜひ取り入れてみて下さい。

 動画は全部で9本撮りました! 

①スクワットショートラリー
 こちらは私が個人的には大好きな練習です。今年のチームは、5・6月前まで、かなりの量をこなしてきました。下半身強化も兼ねてスピードもあげることができます。上級者になると何気なく行うショートラリーにトレーニング要素も加わります。スクワットのスピードをあげることも心がけさせています。







②リズムショートラリー
 ラリーに入る前にリズムをつける練習です。最近頻繁に行っています。タイミング・リズムをつけさせる目的です。ボールに入る前のリズムがよい選手になれるよう工夫させています。

<意識すべきポイント>
 
1、打ち終わりすばやく構える
2、自分のボールがネットを越えるタイミングに片足を払う
3、相手コートにバウンドをするタイミングに逆足を払う
4、相手のインパクトに合わせてスプリットステップを入れる








③前後ステップショートラリー
 打ち終わったあとに、サービスラインを越えてすぐに戻ります。こちらは打った後の構え・態勢づくりを目的にしています。








 時期にもよりますが、ショートラリーで休日1時間以上をかけて行うことがあります。ショートボールの処理がうまくなれば、ポイントに直結することが多々あります。
 
繰り返しになりますが、ショートラリーは継続して取り組んでいるチームと取り組んでいないチームは顕著に表れます。ぜひ取り入れてみて下さい。

読者の方から質問を頂きました。ありがとうございました!!

↓いただいた質問です 
こんにちは、わたしは埼玉県で小学生と外部で中学生をみています。
お尋ねしたいのは、ラケットの持ち方なのです。私はオーソドックスな持ち方を特に小学生には勧めてきたのですが、最近他の方にハンマーグリップが主流になってきたよ。と言われました。そこで、2つの長所短所を教えて下さい。
また他に新たな持ち方が有ればお願いします。

高岡西高校の小峯先生にも電話にてご意見を伺いました。
 
ハンマーグリップは、ラケットヘッドを遅らせることに長けていると思います。逆クロスのトップ打ちは、特に有効かと思われます。
オーソドックスな持ち方、ガングリップ、人差し指と中指を開けて握る持ち方は、ラケットヘッドを走らせたいとき、近距離でプレーをするネット前の攻防では、こちらの方が優れているかと思います。
 
 小学生・中学生を指導していてプレーで大切な脱力という観点から考えると、ガングリップの方が力は抜きやすいかと思います。ジュニア出身で本校に入学してきた生徒で脱力を目的として、ガングリップに変えることに挑戦させました。その結果、時間はかかりましたがグリップを緩めるという技術はあがりました。
 
 グリップの握り方は、とても大切だと思います。適切な返答になったかはわかりませんが、参考にしてもらえれば嬉しいです。また、私も全国の指導者の方々に伺って勉強したいと思います。なにか違った理論・意見があれば、こちらで伝えさせてもらいます。質問ありがとうございました。


★おまけ★
 
 先日、体調がよくないと書いたところ、いろいろな先生から激励のご連絡をもらいました。この記事に、そのようなことを書いて反省しています。いろいろなことに疲弊していました。今後は、前向きな、全国の指導者に元気になってもらえるようなことをお伝えしていきたいと思います。


次回は、スマッシュ練習で大切にしていることを紹介します。



では!


【編集部より】
高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等をお待ちしております!
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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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