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【動画】サービス時の左手の使い方

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部活運営のヒント 読者のみなさま

こんにちは、清明学園中学の高橋です。

 今回は、サービス時の左手の使い方をご紹介します。

 こだわって指導している部分です。参考にしてもらえれば嬉しいです。
 
 サービス時にトスアップをした時の左手の使い方です。

 以下の写真・動画の様に左手の掌を相手側に向けます。 

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内旋(ないせん)の捻りです。
 
その後、右腕が動き始めたと同時に左腕は、外旋(がいせん)の捻りで身体にエネルギーを生み出します。

 しかし本校に合同練習にきてくれる小学生・中学生・高校生に、指導してもなかなか彼らのなかには、理解して入っていかないので、どのように伝えればよいか苦労しています。ただ、ラケットを持たない左手の使い方は、もっともっとこだわっていくべきだと思っています。高岡西の小峯先生のDVDを観ても感じました。

 また、先日、ある勉強会で硬式テニス指導者の方と交流することができました。
「 錦織君は、フォワーハンドストロークの時に、左手の内旋・外旋にこだわっている 」
ということを教えてもらいました。指導者・選手もトップ選手もプレーを見ながら、ラケットを持たない腕をどのように使っているのかを見ることもいろいろな発見があるかと思います。

 次週は、清明学園新人戦の反省戦を紹介させてもらいたいと思います。


 PS
 3年間、テニス部員として勉強とテニスを両立して頑張ってきた生徒たちの推薦入試の面接練習をスタートしました。朝・昼休み・放課後と繰り返し行っています。平日の練習は、ほぼつくことができません。
 
 若いときは、進路に関しては他の先生にお任せしていました。しかし最近は、かなり積極的に進路に関わるようにしています。

昨年のことです。

 現高校1年生の4名が難関高校の推薦入試を希望しました。内心、一人合格すればよい方であろうなと感じていました。しかし、面接練習を重ねて、3名もの生徒が合格を勝ち取りました。その難関高校への推薦合格は、本校はじまって以来の快挙となりました。私との面接練習は、実績をならべるのではなく、「 自分はソフトテニスを通して、どのように人間的成長を果たしたか 」を何度も何度も繰り返しました。年末・年始のことです。彼らは塾の講習会が朝から晩まであります。ある生徒は、私との面接練習を希望して私が後輩の大会引率をする前、早朝5時からファミレスにてマンツーマンで行いました。同じくある生徒は、塾の講習会が終わり夜の22時からファーストフード店で保護者に控えてもらって2人で行いました。私もさすがにヘロヘロになりましたが、彼らのために難攻不落へ立ち向かう作業は楽しかったです。

先日、高岡西高校の小峯先生の練習に見学に行きました。コートサイドにパソコンを持ち込まれて、ずっと生徒とともに推薦書類作成をされていました。
 
特に私とそのことについて会話はしていませんが、テニスを教えるだけでなく、進路に関しても、全力で生徒のことをサポートされている姿は一人の指導者として、とてもカッコよかったです。感動しました。その姿から多くのことを学びました。

私も指導者としてテニスの指導以外に対しても、生徒ひとりひとりのことを考えて思った行動ができる人間になりたいと思いました。