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センバツへの切符をかけたアツい戦い

こんにちは。
ソフオンブロガーの荒川です。

先週末行われた、関東高校選抜(男子)の観戦記です。


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寒い日がつづきますが、ソフトテニス界では毎週のように熱い試合が目白押しです。


何が熱いって、やはり今の時期はセンバツです。

3月に名古屋で開催される全日本高校選抜大会の出場権をかけて、全国各地で熱い戦いが繰り広げられています。

関東地区では、先週の女子に引き続き、男子の大会が1月22日(日)に神奈川県の小田原アリーナで開催されました。

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過去記事:平成28年度 関東高等学校選抜ソフトテニス大会(女子)


どの学校も夏に3年生が引退し、次の新入生が入部してくるまでの秋から冬にかけては、各チーム1、2年生で編成されます。

春の全日本高校選抜は3月末に開催されますので、インターハイと違いどの高校生にも出場チャンスは最大でも2回までということになります。

夏のインターハイは各都道府県の代表になればそのままストレートに全国大会への切符を手にすることができます。

しかし、センバツは、県大会に続いてさらにこの地区大会を勝ち抜かなければ、その出場権を得ることができません。

まさに狭き門です。


ここで負けたらソフトテニス人生が終わってしまうわけではないけど、全国の高校生たちが、この勝利の瞬間のために死力を尽くして戦っている。

そう考えると、ゲーム内で展開される1ポイント1ポイントに心が揺さぶられます。


私自身もそこそこ長くソフトテニスをやっていますので、ソフトテニスとはつくづくメンタルが鍵を握るスポーツだと思います。

関東大会に出場してくるほどの学校の選手たちですし、ましてや皆同じ高校生ですから、技術面での大きな差はありません。


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「心が技術を超える」


これは、先日の関東選抜インドアで10連覇を果たした女子の名門、文大杉並高校のスローガンですが、まさにそのとおりです。


平常心を保って練習通りのプレーができるか。

大事な局面で強気で勝負にいけるか。

そうしたことが結果を分けていきます。


勝負は時の運ですから、勝つこともあれば負けることもあります。

勝利の歓喜の裏には、常に残酷なまでの敗北が存在します。


普段であれば負けるはずのない相手に惨敗したり。

拮抗した試合でマッチポイントを握りながら、あと1ポイントが届かずに涙する。

長くテニスを続けていると、そういう経験もたくさんあるものです。

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とにかく今できることを精一杯やったら、あとはその結果を受け止めて、次につなげよう!

人生とはそういうものだ!!
(おじさんからの一方的なメッセージ)


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全国大会への切符をかけた熱戦の結果、千葉県代表の木更津総合高校と、群馬県代表の前橋商業での決勝戦に。


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木更津総合が3番勝負に競り勝ち、優勝の栄冠を手にしました。


<関東高等学校選抜ソフトテニス大会(男子の部) 試合結果>

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関東地区予選を勝ち抜き、以下の6校が全国大会への出場を決めました。

木更津総合(千葉)
前橋商業(群馬)
・宇都宮短大附属(栃木)
・松山(埼玉)
霞ヶ浦(茨城)
・豊南(東京)

今年の全日本高校選抜ソフトテニス大会は、3月28日(火)~3月30日(木)までの3日間、愛知県名古屋市日本ガイシスポーツプラザで開催されます。


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いよいよ、全国制覇をかけた夢舞台が始まります!




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