必ず結果に結びつく「先人の知恵」
部活運営のヒント 読者のみなさま
こんにちは、清明学園中学の高橋です。
前回の続きです。
質問 : 指導者として熱が冷めることはありますか?そのときにはどのようにしてその熱を取り戻していますか??
質問者からあるように
指導者として熱が冷めるようなことは日常茶飯事です。
① 生徒が思うように上達しない
② 試合に勝てない
③ 保護者の理解が得られない
④ 学校の理解が得られない
⑤ 生徒の成長が見られない
このようなことに加えてさらに授業・行事・生徒指導の仕事に追われていると、テニスの指導から距離を置きたくなります。疲労感からの影響もありますが、、、
でも簡単には逃げ出すことはできませんよね。日が当たらずとも、地道に我慢をして努力をしている生徒は必ずいます。
私は、指導者として熱が冷めそうなとき、熱が冷めたとき、2つの作業を行います。
①自分自身の成功体験を思い出す作業を行う。
②講習会・勉強会に参加して自分の足らないところを再確認する。
自分自身の成功体験を思い出す作業とは、
① 前任校では2日に一度しかコートを使えない環境下で東京都ベスト8まで
進出できたこと
② 清明学園に赴任して休日練習禁止であった学校体制を変えられたこと
③ 東京都新人優勝をしたあとにレギュラーが数人辞めたあとも、チーム一丸となって
夏の関東大会出場を決めたこと
この3つのエピソードが、私の心の支えというか大きな成功体験です。
1つ1つを紹介すると長くなりますので省略しますが、簡単にまとめると
「 我慢をして粘り強く生徒と向き合えば、
先人の知恵を借りて試行錯誤、工夫をすれば、必ず結果に結びつく 」
ということです。
あとは、ソフトテニスのみならず、いろいろな講習会や勉強会に足を運ぶようにしています。ビジネスマンの講習会はとても刺激をもらえます。今回は、全国大会に出発する前日に日本の偉人セミナーという講習会を受講しました。こちらも過去の偉人から学ぶことで、指導者として必要な力を勉強することができます。自分の足らないところを確認できれば、おのずとまだまだ努力をしなければとパワーをもらえます。
いかがでしょうか??
指導を熱心に継続していくこと自体、とても難しいことだと思います。
私は以上の2点により、前へ進んでいます。他の指導者の方々はいかがでしょうか??
PS
春の全国大会が終わりました。
選手、指導者、悔しい気持ちでコートを去った経験をもとに夏にむけて
次回、また質問を頂きました。それに対して自分なり答えを掲載させてもらいます。
【編集部より】
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