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勝つチームの条件

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部活運営のヒント 読者のみなさま


こんにちは、清明学園中学の高橋です。



    ネットの高さの通過にこだわる

『 どんどんシュートボールで攻めることをさせていますが、ネットが多くなります。どのようにしたらよいでしょうか。 』という質問をもらいました。

 対応として身体の使い方・練習方法など、あるかと思いますが
 今回は意識の持ち方について考えてみたいと思います。
 
本校では、シュートシュートのラリー中に
私は、ネット横から観察することがあります。 ネット上の通過点を確認したいからです。
トップ選手の中には、ネットぎりぎりを狙って通過させることに練習している選手もいますが、中学生はネットぎりぎりを通過して深い球を打つことは難しいように思います。
 そこでシュートボールでもネット上の高いところを通して
 ベースライン付近に落ちるショットをマスターすべく意識させています。
  『 ベースラインでなく、ネットの高さにこだわる 』です。 
  
  そこを主眼に置かせれば自ずと、ラケットスイングを上に抜くことを自然と学べる気がします。以前ご紹介したネットの高さを高くすることも、その目的で行っています。
  いかがでしょうか?
  みなさんのネットをかけない対策があれば、教えて下さい。

  次回は、本校の夏にむけたコンディション作りについてご紹介します。


PS 梅雨時期になるまえから草むしりを始めました。
  本校はグラウンドにある仮設テニスコートです。放置すれば、いつも草が生い茂ります。
 若いころは、自分自身が草むしりに手をつけたことなく、生徒も当然、ボールを打たせることだけしかしていませんでした。
現在は、休日練習の開始5~10分、全員で草むしりをします。
 自分たちのコートは、そのチームのすべてをあらわすと考えています。教えています。

 私自身も以前掲載しましたが、毎日朝早く一人で黙々と草むしりをします。
うまくいかったときは、1時間くらい行ったりします。汗びっしょりとなりますが気が紛れます。
 最近、ふと気付いたのが、このような私の言動をみて自分たちのコートを自分たちでキレイに保つだという気概をもつ生徒が7・8人に1人いるような気がします。
全員がそのような気持ちをつくれれば最高なのですが、それでも7・8人に1人
出てくれば嬉しいですね。自分の背中をみて感じてくれているので・・・・。

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ある先生からいただきました。ありがとうございます。
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早速、本校の生徒にも伝えたいと感じました。
こちらを作成した先生は、ソフトテニス部を指導されていますが、専門ではなく、箱根駅伝を走った先生のようです。
 いつかお会いしたいです。ありがとうございました。
 どなたでも、このメルマガを通して全国に発信できるものがあれば、どうぞご連絡ください。



【編集部より】 
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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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