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アイシングの正しい方法、ご存知ですか?

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こんにちは。外部スタッフの藤田です。

6月に入り気温も一気に上がり、身体のコンディショニング方法にお困りではないでしょうか?
特に試合時の筋けいれんや熱中症も起こり始める時期でもあります。また練習で追い込み過ぎてケガをしてしまうこともあるでしょう。
 
今回は、皆さんもよくご存じの「アイシング」について、目的や効果、作り方、正しい方法をお伝えします。


<アイシングの目的・効果>
アイシングの目的は、冷やすことによって一時的に患部(ケガをしている部位)とその周囲の血管が収縮し、血流を抑制させることです。
これによって発赤・熱感・腫脹といった炎症を最小限に抑える効果があります。
さらに冷却には感覚麻痺の効果があるため、疼痛を軽減させることもできます。
そして、疼痛や腫脹などによって制限されていた可動域制限などの機能障害を最小限に抑えることが出来るのです。


<アイシングの作り方>
動画①(ビニール袋)
https://youtu.be/wp5u-u4iwu8
 
動画②(氷嚢)
https://youtu.be/RR1Vj6DQZTM


<アイシングの方法>
アイシングや応急処置に関して、RICE処置という言葉があり、Rest(安静)Ice(冷却)compression(圧迫)elevation(挙上)の4つの手技の頭文字を用いた方法があります。

・Rest(安静):運動を中止することで全身の血液循環を抑え、患部への血流量を減らす
・Ice(冷却):炎症による熱感を抑え、二次的低酸素症を抑制
・Compression(圧迫):大量に血液が流れ込むのを防ぎ内出血を抑える
・Elevation(挙上):患部を心臓より高く上げることで内出血を抑える

アイシングは基本的に痛みの出ている部位を中心に氷嚢やアイスパックを当て、バンテージやアイシング用ラップで巻きます。この時にしっかりと圧迫を加えながら巻くのがポイントです。

時間の目安としては、1回につき20~45分です。
また1~2時間に1回、間欠的に行うとより効果的です。


<アイシングの注意事項>
・冷却刺激を加えることで、アレルギー反応(寒冷蕁麻疹)や循環障害を起こされる方は避けましょう。
・肘関節や膝裏など、神経が皮膚表面にある部位は神経障害を起こす可能性がありますので注意が必要です。
・家庭用の氷や保冷剤は冷却効果が高いですが、非常に低温のため凍傷への注意が必要になります。タオルを1枚かぶせて当てる、もしくは氷を水に濡らしてから使用しましょう。


より効果的に身体のケアや応急処置ができますので、是非お試しください。





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