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国際大会にトレーナー帯同して気づいたこと

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みなさんこんにちは。トレーナーの中野です。

今回は、8月に国内で開催されました国際試合についてお伝えいたします。
 

毎年開催国が変わる国際試合ですが、今年は日本開催の年であり、更に休日と重なっていたため、多くの方に観ていただくことができました。

この大会でのトレーナー帯同は初めてでしたが、過去に帯同させていただきました国外での大会では、水や氷、食事面、タイムスケジュールや言葉など、いろいろな面で不自由したを覚えています。
 
《水や氷》
・国内のように水道水は絶対に飲むことが出来ず、全てペットボトルのミネラルウォーターになるので大変。
・氷も飲食に使えるものはなく、アイシングも十分にできないような状況も。
 
《食事》
・海外の食事は選手が受け付けられないものも多くあり、大半は国内から持参したものを摂るという形に。
・栄養面でも十分な環境を整えることが難しい。

《時間/ スケジュール管理》
・国外の試合では時間感覚が日本とは違う。
会場への到着時間や試合開始時間など、思い通りにいかない状況が多々ある。
・時間をいかに上手く使うか、どれだけ想定外のことを想定できているかが、選手にとってもトレーナーにとっても非常に重要となる。


今回は、国内開催でしたので、水や氷、食事の面は、地元のご協力もあり、非常に選手のコンディショニングに有利な環境で試合に臨むことができました。 
選手の試合環境を整えることもトレーナーとして大きな仕事ですが、改めてその大切さと、いかに日本が恵まれているかを実感しました。

また、国内開催は時間管理がきっちりと行われている為、試合に向けたウォーミングアップや試合間の調整など、選手自身も調整しやすく、トレーナーとしてもイメージに近い状態でコントロールすることができました。

結果、日本選手団は男女共全ての試合に勝利することが出来ました!
 
 
今大会は高校生中心の選手団でしたが、この年代では国外の選手と比較してもフィジカル面では劣らず、技術的にも勝る部分が多いように感じました。
しかし、国外選手の体格は大きく、今後はその差を埋めるフィジカル強化(筋力、フットワーク、しなやかさなど)が重要になると改めて感じました
 
選手はこれから大学等へ進学する年代ですが、自己管理の下でフィジカル面を強化できるよう、選手の指導・育成がトレーナーとしての役割であると実感する大会でした。




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