【動画】基本と基礎が身につく☆『初心者指導の3つ』
私もすべてにおいてこれだという正解を試行錯誤、模索しながら生徒と向き合っています。参考になれば嬉しいです。現時点の私なりの返答をさせて頂きます。
ニックネーム:かける
高橋先生、いつも部活運営のヒント、参考にさせていただいています。区立中学校で外部指導員をさせて頂いている大学生です。都大会では教え子が対戦して頂きました。ありがとうございました。
3年生が関東大会に駒を進めたものの、新チームは2年生が2人、1年生が3人と厳しいチーム状況です。もちろん全員が初心者で、特別運動神経が良い子たちなわけでもありません。それでも先輩を越えるために頑張って練習についてきてくれているので、なんとか勝たせてあげたいと思っております。
そこで、高橋先生が初心者の選手たちを指導する上でフォーム、フットワーク、前衛練習でそれぞれ気を付けていることを教えて頂きたいです。もう一度、高橋先生と都大会の舞台で戦いたいです。図々しい質問ですが、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
夏の大会では、本校の生徒が質問を頂いたチームに関東決定戦で完敗でした。
あの敗戦があって、前衛の生徒は団体で奮起をしてくれました。
東京都はジュニアが盛んになり、関東個人戦メンバーの顔をみると8組中7組がジュニア経験者でした。質問を頂いたコーチの学校はジュニアでなく中学生からはじめた生徒さんで感動したのを覚えています。
閉会式で、総評をさせてもらい「 ジュニアでなくても関東出場を決めたこと、おめでとうございます。そして、東京都の中学生の道標となってくれましたね。励みになります。 」と賞賛させてもらいました。顧問の先生・コーチ・保護者に支えられておめでとうございました。
さて、質問についてです。
① フォーム
② フットワーク
③ 前衛練習
① 本校でも初心者がいますが、フォームで気をつけさせることは、特にありません。グリップだけは確認するようにしています。あとは、導入部分では、オープンスタンスから打たせます。グリップは、標準グリップであわせています。手のひら感覚でマスターしやすいかと思います。
手テニスなんかは、アップでやってもよいかもしれませんね。
また本校ではオープンスタンスから指導をしています。初心者がボールをとらえるにあたり、どうしても前足が邪魔をすることが多いので、足は開いて肩は入れる捻転をしっかりと作らせて打たせることは意識させています。ある硬式テニスの著名な指導者の方は、人間の骨格上、オープンスタンスが最も適していると話されていました。参考まで。
② フットワークに特化した練習はたくさん行うようにしています。
例えば、コーンを置いて常にボールが来る方向におへそを向けて動いてから打たせるなどです。
しかし、本校でシンプルにしているのはアウトボールを打たせること、それも一生懸命にベストショットを狙わせます。これは、アウトボールを打つことで自然にテニスに必要なフットワークが作られていくと考えています。
こちらは習慣になるので、何度も何度もしつこく確認します。練習を止めてでも確認しています。
③ 初心者の前衛指導で大切にしていることはボールへの恐怖心を持たせないように優しい緩いボールでたくさん出していますね。細かい左手の使い方・一歩目の入り方・相手との駆け引きなどは、1年くらいたってからのような気がします。
とにかく、ボレー練習は楽しい、ボレーを取りに行き、決まれば嬉しい・楽しい感覚が育つことを意識させています。
質問をありがとうございました。質問を頂いた学校さまだけでなく、本校は年間を通して、たくさんの学校にきてもらって一緒に練習しています。
いつでも、いらしてください。
次回は国体を観戦して感じたことを紹介させてもらいます。
【編集部より】
※この度は編集部の都合により配信が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。
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高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等をお待ちしております!
ニックネーム・所属(学校名)・質問・レター内容を添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com
までお寄せください!
(「ご質問」の場合、・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます。学校名など、個人が特定される情報は掲載いたしませんのでご安心ください。)
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