【動画】フォア＆バック強化に効くキャッチボール

みなさんこんにちは、清明学園中の高橋です。

今回は、身体機能をあげる工夫をいれたキャッチボールです。

フォアハンド、バックハンドの上達に必ずや、役立ちます。

動画で紹介します！

送り足となる左足を上げた状態でのキャッチボールです。

●動画1

●動画2

＜ポイント＞

左足が後方にひかれた状態をつくり、そこからボールを投げます。

すると自然に後ろにある左足が前に引っ張られるのをご確認ください。

これが運動連鎖です。

この運動連鎖がスムーズにおこなう選手がソフトテニスにおいてもスムーズな運動連鎖が行えると考えています。またこの動きは伸ばした筋肉を縮めるときにパワーを捻出しています。

まさに、フォワーハンドストロークの動きと同じですね。

＊　＊　＊　＊　＊

　続いて軸足となる右足をあげた状態でのキャッチボールです。

●動画3

●動画4

＜ポイント＞

右足を前方に出して曲げた状態をつくり、そこからボールを投げます。

すると自然に前方にある右足が後ろに引っ張られるのをご確認ください。

こちらの動きは、バックハンドストロークに似ていませんか？

バックハンドストロークは縮めた筋肉を一気に伸ばしていきます。

＊　＊　＊　＊　＊

　キャッチボールをして身体を温める・身体機能を高めるということに取り組んでいる学校は増えてきたと思います。そこから少し工夫をして、さらに運動連鎖を高めていくキャッチボールを取り入れてみてはいかがでしょうか？

　本校ではこのメニューを取り入れて、ボール投げが得意ではない生徒も回数を重ねるごとに自然に右足・左足が動かされることで運動連鎖というものをつかめるきっかけになっています。

　　次回は、三重県講習会で盛り上がった「ベンチワーク」についてご紹介します。

また次回お会いしましょう。

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＜高橋先生　参考情報＞

●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫る！（インタビュー記事）

[ 高橋　茂　監督　プロフィール ]
　清明学園中学校　ソフトテニス部顧問
　全日本アンダー１７男子コーチ

[ 清明学園中学　近年の戦績 ]
　（平成26年度）　全国中学校大会　男子個人戦優勝、男子団体戦出場
　関東中学校大会　男子個人戦優勝・ベスト１６、男子団体戦優勝
　第2回国際ジュニア大会　男子シングルス優勝
　過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上