【動画あり】冬場に行いたい、スイングスピードを速くする打ち込み練習!
みなさんこんにちは、清明学園中の高橋です。
今回は「冬場の限られた練習時間で行う打ち込み練習」をご紹介します。
まずは動画をご覧ください。ペアーを組んでの手投げでの一本打ちの風景です。
●動画1
清明学園では、毎年、冬場にたくさんの「打ち込み」をします。理由は、冬場だからこそ、夏にむけてラケットスイングスピードを速くするために下半身を意識して振りこませまるよい機会だからです。
●動画1
清明学園では、毎年、冬場にたくさんの「打ち込み」をします。理由は、冬場だからこそ、夏にむけてラケットスイングスピードを速くするために下半身を意識して振りこませまるよい機会だからです。
球出しをしている生徒の手投げの仕方をご覧いただきたいのですが、一般的な下から優しく、ではありません。休憩する間も与えることなくテンポよくあげさせます。
●動画2
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スイングスピードを上げるためには、いかに力を抜くかを身につけてほしいと考えています。また球出しは上から下に叩きつけるように出します。
●動画3
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この球出しは、プロ野球の山田哲人(ヤクルト)選手が杉村繁コーチと毎日試合の5時間前から取り組んでいる11種類のテイー打撃にヒントを得ました。山田選手は変化球対策として、上から下に叩きつけたボールを打ち込んでいました。
(1)スイングスピードの強化
(2)自分の内側に打ち込まれた時の身体のさばき方
(ボディバランスの維持)
(ボディバランスの維持)
の効果が表れると信じて取り組ませています。
動画に登場した選手は2年生の前衛です。スイングスピードはあがってきましたが、コントロールはまだまだです。全国に出場した3年生にやらせると、しっかりとコントロールできます。頭の位置がブレないこともポイントになりますので指導上のポイントとしてください。
冬場は、放課後の練習に1時間も取れない学校が多いかと思われます。ただ乱打をするだけでは、打ち込む回数も圧倒的に少ないので、このようにどんどん振り込んでいくこの手投げ一本うち練習を取り入れてはいかがでしょうか?
プロ野球でトリプルスリーを達成した山田選手でさえ、日々の手投げによる打ち込み練習を非常に大切にしていることも生徒に伝えれば、モチベーションアップにつながるはずです。
次回は、私が最も苦心している生徒の自主性を育てることについて紹介したいと思います。
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<高橋先生 参考情報>
●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫る!(インタビュー記事)
[ 高橋 茂 監督 プロフィール ]
清明学園中学校 ソフトテニス部顧問
全日本アンダー17男子コーチ
[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
(平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場
関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝
第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝
過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上