中学生が硬い・・・
ソフトテニス指導者のみなさん、こんにちは。
トレーナーの市山です。
お盆が過ぎ、8月も後半を迎えました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
お盆休み返上での大会参加や遠征。
夏バテは大丈夫でしょうか。
最近、中・高生にウォーミングアップやクーリングダウンを指導させていただくことがあります。
そこで感じることは、身体の硬い選手が多いことです。
さらに、高校生以上に、中学生が硬い・・・。
コートに立ってソフトテニスをしたら高校生にも見劣りしないゲームをする中学生。
しかし、高校生になって更に練習量が増えるとどうでしょう。
今の身体の硬さのままでは、素晴らしいテクニックを持っているにも関わらず、故障のリスクが大変高くなってしまいます。
■ケア(クーリングダウン)の重要性
筋肉には、「外部の衝撃から身体を守る」役割があります。
着地の際に路面から受ける衝撃は、ウォーキングでは体重の約1.1~1.5倍、ランニングでは体重の約2~3倍です。
それを、筋肉のクッション作用によって、関節への負担を軽減させます。
しかし、その筋肉が硬くなり、クッション作用が上手く行われないとき、
あるいは、筋肉量が少なく、骨が直接衝撃を受けてしまうときなどは、膝や腰の障害につながってしまいます。
テニス肘なども同じで、ボールを打つときの衝撃を筋肉が吸収できない状態になると、肘に痛みがでてきます。
■クーリングダウン時の効果的なストレッチ方法
・静的ストレッチを行う。(反動はずみをつけない。)
・伸張感を感じるところでキープする。(緩めない。)
・1ポーズ20~30秒行う。
中学生・高校生は若いからどれだけ練習をしても大丈夫!なんてことはありません。
年齢に関係なく、筋肉はしっかりと疲労しています。
日頃からストレッチを徹底して行い、
怪我をしない、柔軟な身体を手に入れましょう。
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