【ジュニア指導者必見!】ゴールデンエイジにはサッカーの練習!?
こんにちは。トレーナーの宮崎です。
ジュニア期にやっておくといいことについてお話します。
ジュニア期は神経系の発達が最も盛んな時期となり、5~8歳は「プレ・ゴールデンエイジ」、9~12歳は「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。
(公益財団法人日本体育協会 公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅰ P129参照)
上の図(スキャモンの発育曲線)を見てもわかるように、ゴールデンエイジ以降の神経系は、大人と同じ水準となるため、発達していきにくくなります。
そのため「基本動作」とできるだけ「多くの種類の動き」を、この時期に習得することが大変重要となります。
ステップワークやフォアハンドなど、ソフトテニスの基本的な動きはジュニア期に習得しておくことが望ましいですね。
さらに、ソフトテニスだけの動作を行うのではなく、様々な遊びやほかの競技を取り入れることが今後の競技力を伸ばしていくために必要となってきます。
例えば、無意識にバランスを取って体勢を整えることは、遊びの中では自然に行われています。
この無意識で体勢を整えることが、ソフトテニスにおいては、球際の捕球姿勢の安定につながったり、正確にボールを返球できたり、返球後の体勢の素早い立て直しに効果があります。
サッカーでは、パス・トラップ・シュート・ドリブルなど足を繊細に動かすことが要求されます。ジュニア期にこのようなサッカーの要素をとりいれていると、ソフトテニスにおいては、ステップワークの向上に役立ちます。
このように、ジュニア期で身につけた多種多様な動きが、ソフトテニスの技術を高めることにつながっていることはもうお分かりですね。
ただ、ジュニア期の子ども達は新しいものに興味が移り、集中力が長続きしない面があります。そのため、練習の中にもゲームの要素を取り入れたり、別の競技を行ったりすることで、楽しく集中して取り組みましょう。
スポーツインテリジェンスHP
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