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篠原選手のジュニア時代の過ごし方

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こんにちは。トレーナーの市山です。

前回は、ジュニア期にやっておくと良いことについて、ゴールデンエイジのお話がありました。現在、ソフトテニス界でご活躍されている篠原選手は、ジュニア時代にどのように過ごされていたのでしょうか。


今回は、篠原選手にお話をしていただきます。


篠原秀典です。

私が本格的にチームに入ってソフトテニスを始めたのは、小学3年生の時です。

祖父や両親がソフトテニスプレイヤーだったこともあり、幼少期からソフトテニスには慣れ親しんでいましたが、他にも陸上競技や水泳などのスポーツもやっていました。楽しくて積極的にやっていたものもあれば、あまり好きではないものもありました。

その中でも一番好きだったのは、近所の友だちとの「遊び」です。渋川(群馬)の家の周りは田んぼだらけ。山や川も近くにあり、遊び場所には全く不自由しませんでした。遊びに夢中で、遅くまで家に帰らず怒られていた記憶もあります。

知識が増えた今、スポーツも含めてのこの「遊び」が、後々の能力開発に大きく関わっていたことを実感します。

その後、だんだんとソフトテニスの楽しさにのめり込んでいきました。

私の所属していたスポーツ少年団は週2日土日の午前のみの練習だったのでガンガンやっていたわけではありません。限られた時間の中ではありましたが、楽しくプレーさせてもらいました。先生の話によると、当時の私はかなりやんちゃだったようで、幼くて力も及ばないながら、しょっちゅう先生に勝負を挑んでいたようです。今でも先生と飲む機会がありますが、その話を持ち出され、よくからかわれます。

5、6年生の時、全国大会に出場できましたが、1、2回戦で敗退してしまいました。

試合では、あまり大きな戦績は残せませんでした。

しかしながら、ここで学んだことは、勝つことのうれしさや、負けることの悔しさだけではありません。少しずつ自分のプレーが上達していくことへの「喜び」、そして、大きなものにチャレンジしていくことの「楽しさ」です。それが今の自分のエネルギーのひとつになっていることは間違いありません。


自然の中で遊びまわり、何よりソフトテニスを楽しむ、勝負を楽しむ心が今の篠原選手に原点のようですね。

篠原選手、ありがとうございました。


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