最高のパフォーマンス発揮のために
こんにちは。外部スタッフの藤田です。
今年も暑い季節が始まりましたね。
この時期は夏バテや疲労からくる体調不良も増えてきます。
そんな夏場に効果的な「セルフコンディショニング」の方法についてお話しします。
夏場、特に注意して取り組んでもらっているのは次の4点です。
① こまめな水分補給
人は体重の約2%の水分が失われると明らかにパフォーマンス低下します。
そのことからみても、水分補給はとても重要なコンディショニングの一つと言えます。
飲み物の種類や摂取する時間、量などポイントが多々ありますが、
水分補給に関しては以前のブログにも掲載しておりますのでご覧ください。
以前のURL
② 休憩・ゲーム間のアイスマッサージ
アイスマッサージは、アイシングとは少し違うアプローチで身体を冷やし、疲労回復を目的とします。
氷を入れた氷嚢やアイスパックで、身体の各部位(皮膚)を直接マッサージするように当てていきます。これによって局所だけではなく、広範囲を短時間で冷やすことができ、更に簡易的なマッサージも兼ねている為、血流の促進の効果もあります。
私自身も選手のケアを行う際に、アイシングと疲労回復を同時に行える手法として大変重宝しております。
③ こまめな着替え
意外と見落とされがちですが、汗をかいたウエアの着替えはとても大切なことです。
人は体温を下げるために汗をかきます。
衣類は、汗を吸収し、その汗を空気中に発散させてくれます。汗を吸った状態のままのウエアではそれ以上汗を吸収する事が出来ず、身体の中に熱を溜め込んでしまい、熱中症の原因にもなります。
また、汗でベトベトになったウエアを着替えることで、気持ちの面でもリフレッシュでき、さらに高いパフォーマンスを維持することもできます。
ユニフォームが少ない場合は、試合間でTシャツに着替え、ハンガーにかけて干しておくのもいいですね。
④ 交代浴
練習中ではなく、ご自宅や遠征先で行っていただくコンディショニング方法です。
交代浴とは、38℃以上のお湯と15℃程度の水に1~2分交互に浸かり、2~6セット繰り返すことです。水風呂が難しい場合はシャワーでも構いません。
熱いお湯と冷たい水に交互に浸かることで、皮膚血管の拡張と収縮を繰り返します。
そのことで代謝を高め、疲労物質の除去を促進し、翌日の疲労を軽減させます。
大会では、試合間に膝から下だけでも10分程度氷水に浸かると脚の疲労が軽減されるのでオススメです。
皆さんも効率の良い練習、ハイパフォーマンス維持ができるよう、是非お試しください!!
※ウォーミングアップ、トレーニング方法についての質問、
スポーツインテリジェンスHP
http://www.sports-intelligence.jp/
からだサポート【S.I メルマガ】登録フォーム