ソフトテニスのポータルサイト「ソフトテニス・オンライン」
ソフトテニスを楽しくするBlog

海外でのコンディショニングについて

4660323a



皆さん、こんにちは。

トレーナーの橋本です。

今回は、国外試合の生活の中で気を付けていたこと、コンディショニング方法ついてご紹介させていただきます。



日本選手団は23日に日本を出発の予定だった為、ソフトテニスチームは20日より事前合宿を開始しました。
 
 
今回はハードコートでの試合であった為、普段オムニコートでのサーフェイスに慣れている選手達にとっては少し厳しい状況であったかもしれません。
ウォーミングアップからステップワークやフットワークドリルなどを取り入れ、コートに慣れるように徹底して行い、ケガのないように十分に注意をしながら練習を行いました。
 
夜のミーティングでは、試合地となる中国についての知識を深め、気候・治安等を確認 しながら現地でのコンディショニングの注意点を指導しました。
 
 
その中で 特に注意を促したことは「水」です。

中国の水道水は日本のものとは違い、口にすると腹痛・嘔吐等を起こす場合があります。
試合では、ミネラルウォーターを十分に用意してもらえた為問題はありませんでしたが、生活の中で水を口にする場面、歯磨きや洗顔等もミネラルウォーターで行うように指示をしました。
また、食事の際のジュースのウォーターサーバーに氷が入っている場合も、そのジュースは飲まないようにするなど、口に入れるものに関しては徹底しました。
 
 
水の他にも、PM2.5などの空気汚染 です。

選手にはマスクを用意するように伝え、空気が悪い場合は着用するように促しました。
(幸い、今回の地は、そこまで空気は悪くありませんでした。)

実際、現地の環境は良い方で、ホテルもとても綺麗でした!
食事もバイキング形式であり、中国料理だけでなく日本人向けのお味噌汁や焼き魚などもありました。
生物やあまりにも食べ慣れないもの、香辛料が強いような食べ物は避けるようにしながら、できるだけ現地のものを食べられるようになることを指導し、選手は自分達が食べられるものを選びながらしっかりと食べていました。


今大会では、体調不良を訴える選手も出ず、大きなケガをすることもなく、日本チームは男女とも中国・地元チーム(寧波市チーム)・韓国チームに勝利し、最高の結果で帰国することができました!
また、韓国・中国のチームと試合をするだけではなく、各国との交流を深めることや、文化・歴史を勉強することも目的 とされています。試合の翌日には、寧波市にある美術館等を巡り、様々な文化・歴史に触れ学ぶことができたことも、選手達にとっては大きな経験だったと思います。



こうして、U-17の年代から国際大会に出場し他国の選手とプレーをし、交流を深めるということ、外国の地で生活をする事の大変さなどを経験できることは、非常に素晴らしいことだと改めて思いました。
 
今後もこの経験を活かし、日本代表を目指して頑張ってもらいたいです!






※ウォーミングアップ、トレーニング方法についての質問、疑問などがございましたら、

までお寄せください!質問および回答を当メルマガにてご紹介させいただきます。
(全てのご質問にはご回答できない場合もございますので、ご了承ください)


スポーツインテリジェンスHP

http://www.sports-intelligence.jp/


からだサポート【S.I メルマガ】登録フォーム

https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/cpfw9543

4660323a

スポーツインテリジェンスのトレーナー記事が誰よりも早く読める! 
メールマガジン「部活運営のヒント」(無料)の購読登録はこちら