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パフォーマンスアップはシューズ選びから!

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皆さん、こんにちは。トレーナーの中野です。
 
今年の夏は、全日本小学生選手権大会やジュニアテニスキャンプなど、これからのテニス界を担うであろうジュニア選手と接する機会が多く、選手の皆さんのエネルギーに大変刺激を受けました。

ジュニア期において大切なことがいくつかありますが、今回は私が注目している「シューズ」についてお話しします。

 
 
最近ではテニスシューズとトレーニングシューズを履き分けているチームも見られ、シューズに対する意識が高まっていることを感じます。
しかし、私自身振り返ってみれば、自分に合った靴の選び方や履き方を教わった記憶がないのです。私同様、ほとんどの選手がそうではないでしょうか。

今回の現場では、意識してジュニア選手の靴を見て、足のサイズ測定も行ってみました。

全体的に、皆さんしっかりとした良い靴を履いています。しかし、その靴が自分の足に適しているかどうかは別問題です。
親御さんともお話させていただきましたが、選手自身が「ジャストサイズの靴だと足が当たっている部分が痛いと言うので、大きいサイズのものや幅広のものを選んでいる」ということでした。
また、デザインなどで選ぶことも多いのではないでしょうか。


いくら選手のフィジカルが良くても、靴の中で足が遊んで、自分の足の形状に合っていない靴をチョイスしていたら、パフォーマンスを十分に発揮することはできません。

最終的にコートに接する部分は「足」なのです。


<シューズ選びのポイント>
 
1. 足長(踵から一番長い指までの長さ)
2. 足幅(母指球と小指球までの長さ)
3. 足囲(母指球と小指球を結ぶ周径囲)
この3つからサイズとワイズ(○Eなど)を知り、それに合った靴を選ぶことが大切です。
 
そして、必ず試履きをしましょう。同じサイズでも余裕の持たせ方が違います。
また、左右の足のサイズも違うことが多く、両方履いて軽く歩くことをお勧めします。


<試履きのポイント>
 
1. 足の指の曲がる部分と靴が曲がる部分が一致しているか
2. 土踏まずの部分が一致しているか
3. 足のつま先が前部に当たっていないか(1cm程度の余裕があるか)
4. 幅が合っているか

次に、履き方です。ポイントは2つです。
1つ目は、靴には必ずヒールカップと呼ばれる踵を安定させる部分があります。
靴に足を通したあと、踵を地面に数回打ち付けて、踵をヒールカップに収めましょう。

踵を打ち付ける

2つ目は、靴紐です。
解かずに履く選手もいるようですが、それではサンダルと変わりません。
必ず、つま先から順に紐を締め付け、靴と足を一体化させて、しっかりと結びましょう。
締め付けの強さは選手の好みによって変わります。しっかりと締めた状態から、自分に合った締め加減をみつけましょう。

【◎ 正しい】

足先から締め上げる①

【× 誤り】

これは×①



靴は意識されにくい部分かもしれませんが、適切なサイズと履き方でコート上での動きが劇的に変わる可能性もあります。
是非、今履いている靴、普段の靴の選び方、履き方がどうかを意識してみてください!


<最新シューズのご紹介>

ヨネックスシューズ2足



シューズの形状が変わり、紐の部分がカーブしているため、足の入れやすさ、アーチ(土踏まず)を引き上げるフィット感、安定感が格段に良くなっております。
また、靴自体も軽量化されておりますが、足の形にフィットすることによってより足と一体化されているような軽さを感じます。
こちらも、テニスシューズとトレーニングシューズがございます。




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