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テニスに必要な体幹トレーニングとは!?<質問にお答え!>

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皆さん、こんにちは。トレーナーの川上です。

先日、読者の方からご質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。

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質問です。
今高校2年で最後の年なので本気で結果を残そうと努力しています
体幹トレーニングをしようと思うのですがソフトテニスに関連してくるような良い体幹トレーニングはなんですか?
また、目安はどれぐらいですか?
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以上の質問について、回答させていただきます!



体幹トレーニングのご紹介としては、
腹筋が中心となりますが、昔から行われているシットアップ( 三角座りからの上体起こし)、また、上体をひねりながら起こすクロスシットアップなども今でも大変重要だと考えています。 テニスは身体をひねる動作のスポーツですから、ひねり動作も必要ということです。

また、最近流行っているスタビライゼーション(肘とつま先で動かない体幹トレーニング)も効果的です。


<動画>シットアップ
https://youtu.be/raHUJl9283w

<動画>クロスシットアップ
https://youtu.be/iLeTk7ccPKY

<動画>スタビライゼーション
https://youtu.be/u-jcCSNyPwU


さて、種目はどんな種目でも必要ないものはありませんが、 問題は方法(姿勢と時間、回数)です。

例えば、シットアップを30回3セットといったように回数を指定し 、姿勢が悪くても回数を実施する。これが日本のトレーニング方法ですが、 筋肉は強くはなるでしょうがあまり効果的でないと私は考えています。

トレーニング内容も技術も体の使い方(姿勢)がとても重要です。
特に背筋を伸ばして体幹を固定しながらシットアップを行う方法が効果的です。


筋肉にはインナーマッスル(骨を繋ぐ筋肉)とアウターマッスル(運動でパフォーマンス発揮する筋肉)があり、スタビライゼーションはそういった意味ではインナーマッスル、シットアップはアウターマッスルのトレーニングです。

インナーマッスルを使えるようにしておき、その外でアウターマッスルが活躍するといった状況が必要なのです。アウターマッスルが働くときには骨がぐらつかないようにインナーマッスルをしっかり固める・・・これが、体幹の安定になります。


テニスでは、常に身体が動いています。
インナーマッスルの弱い選手はいつも体の安定度が弱く、 相手からのボールが厳しいところにくると体幹の安定度を崩されるという状況になり、結果的にミスショットが出ます。

インナーマッスルで常に身体を安定させ、さらにアウターマッスルでショットのパワーや正確性を磨かなくてはいけません。


以上、テニスのパフォーマンスにつながるトレーニングは、簡単に体幹を鍛えるだけではできません。
鍛えたら、練習時に体がぶれないように意識することが重要です。


シットアップは回数の目安としては30回程度が妥当ですが、正確に行えない場合は回数を減らしても結構です。
スタビライゼーションは1分間動かずにできるように心掛けてみてください。





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