テニスが嫌いだけど、テニスが上手
国際数学・理科調査のTIMSSの結果では、( 世界の小学4年、中学2年生を対象にしたもの )日本の平均得点は世界で最上位に位置している。しかし、同時に行った質問において「 勉強は楽しい 」と回答した割合は、毎年、世界でほぼ最下位のようのです。
つまり、「 勉強が嫌いだけど、勉強ができる 」のが日本の子どもであるということです。
勉強をテニスに置き換えてみたら、、、、
「 テニスが嫌いだけど、テニスができる 」
ここまで極端ではないにしても、テニスが好きになることは、とても重要です。テニスが好きになる時間をつくることも指導者の役目かと思います。
ここまで極端ではないにしても、テニスが好きになることは、とても重要です。テニスが好きになる時間をつくることも指導者の役目かと思います。
清明学園のテニス部員のある生徒が、年間テニスノートにあることをまとめていました。それは清明学園が合同練習をした学校数を記録に残していました。年間、たくさんの学校と合同練習をさせてもらったことに感謝しています。
そこで合同練習をしてもらった先生方から、私によく言われることは、
スキルや体力でなく、
「 皆、本当に楽しくテニスをしますね 」
と言われます。確かに言われてみれば、休憩時間をみても、ほとんどの生徒がボールを打っています。
これはとても素晴らしいことだと思いまし、これからも大切にしていきたいのですが、
しかし、私から生徒へのある不満もあります。そこに自分の指導不足も感じます。
不満とは何かというと、、
その楽しさの次にある、自分をより高めることへの楽しさを求めてほしいと思っています。
数年前にある強豪高校へお邪魔しました。東京選抜を連れての遠征でした。試合の相手をしてもらっていました。インドア練習でしたので限られた狭いスペースでも、その高校のある選手はずっとボレーボレーをしていました。一本一本、意識をもって取り組んでいたように見受けられました。いつしか、私は、その選手の行動に目を奪われていました。
そして、その選手は先日行われたアジア選手権大会で、すさまじい気迫でコートを駆け回っていました。
楽しむこと。楽しさにもいろいろな楽しみがあると思います。
先生方、いかがでしょうか
いつもご意見など、ありがとうございます。
次回は、宮崎ステップ4の試合を観戦して、感じたことを書かせてもらおうと思います。
PS 先日、ティアンドエイチ株式会社様から発売されるDVD撮影を行いました。
初心者向け・ソフトテニス指導経験がない指導者へ向けたものです。
私は、初心者に手投げの球出しから丁寧に指導をしています。
今年は、その球出しから始めた生徒でも、全国で活躍してくれて、とても嬉しかったです。
では!
【編集部より】
高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等をお待ちしております!
ニックネーム・所属(学校名)・質問・レター内容を添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com
までお寄せください!
(「ご質問」の場合、・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます。学校名など、個人が特定される情報は掲載いたしませんのでご安心ください。)