【3】重心移動
皆さん、こんにちは。トレーナーの宮崎です。
前回は「楽しく反応トレーニング」の「ポイント2:スプリットステップ」についてお伝えしました。
引き続き「楽しく反応トレーニング」の「ポイント3:重心移動」についてお話させていただきます。
■前回のおさらい
「シュートボール1秒」というスピードを求められるテニス競技では、1回1回の反応や素早さが必要になります。ワンアクションをいかに速く大きく動けるか、移動できるかが重要です。
スプリットステップでは、アキレス腱や筋の伸展機能を作用させ、動き出しの1歩を素早く力強いものにできます。
■ポイント3:重心移動について
前回までは、動き出すまでの姿勢や蹴り出しの方法についてのポイントをご紹介しました。
今回は、移動についてです。
よく「重心」という言葉を使われますが、「重心」とはどこにあるのでしょうか?
頭?… つま先?… おへそ? …
体勢によって重心の位置は変わりますが、立位姿勢では「骨盤の真ん中」にあります。
具体的には「おへそとお尻の穴を結んだ真ん中」と言われております。
つまり「重心移動=骨盤の移動」ということになります。
移動スピードを向上させるためには、この重心(骨盤)から動かすということがポイントです。
※ベースボールマガジン社「ソフトテニスボディ革命」 川上晃司監修 より
上の写真では、骨盤が後傾して重心が後ろに残っている状態です。
この状態を改善するためには、背筋を伸ばし、骨盤を前傾させます。
※ベースボールマガジン社「ソフトテニスボディ革命」 川上晃司監修 より
ほんの少しの違いですが、骨盤が前に動くことで重心も数センチ前に移動します。
1秒で返ってくるボールに対して移動スピードを上げるには、「フットワーク」が必要ですが、走り方や姿勢を見直し、意識付けることが一番の近道かもしれませんね。
まずは、日常生活から心がけてみましょう!
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