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中本監督「長かった・・・」(アジア大会)


TKY201011150104

ふくじーにょです。

まだまだ熱戦が続いています!
アジア大会ソフトテニス競技。

団体で”初”優勝した日本女子。
ニュース記事を2つほどご紹介させていただきます!

<スポニチより>
ソフトテニス中本監督感慨深く「長かった…」
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20101114168.html


 【広州アジア大会ソフトテニス】「ここまで本当に長かった」。ソフトテニス団体女子で日本が初の金メダルに輝き、中本監督は感慨深そうに振り返った。「韓国や台湾がどんどん力をつけている中、普通のプレースタイルでは勝ち抜けない」と、監督就任後に攻撃型への変革を断行した。決勝は、その集大成だった。

 原動力となったのは監督が率いるNTT西日本広島に所属する佐々木と大庭だ。指揮官が「最強のペア」と信頼する2人が1―1で迎えた最終のダブルスを制した。「ここぞというときには必ず前に出るテニスができた」と佐々木は満足感を漂わせた。

 最後は大庭がラインぎりぎりにショットを決めた。メンバー5人が一斉に跳びはねて喜び、大庭は「監督がいなければ、きょうはなかった」と感謝の言葉を繰り返した。 (共同)


<朝日新聞>
ソフトテニス 攻撃的布陣 初の栄冠
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201011150106.html

大庭のボレーがラインぎりぎりに入って日本女子に歓喜の輪ができた。最終3番目のダブルスで台湾に競り勝ち、初の金メダル。ソフトテニスを生んだ国の女子が、ようやく宿願をかなえた。

 3大会連続で銀メダルに終わった前回ドーハ大会から、戦術をがらりと変えて臨んだ。ダブルスの主流だった前衛と後衛に分かれる雁行(がんこう)陣をやめ、2人が並んで前へ後ろへと移動する「攻撃的平行陣」にした。これが奏功。ストローク戦から一転、すきあらば2人が前衛に飛び出し、ボレーやスマッシュを浴びせた。「ほかと違った戦略をみんなで理解し、やり抜いたから金メダルがとれたのだと思う」と大庭、佐々木ペア。

 採り入れたのは中本裕二監督だった。「94年の広島アジア大会でこのままのテニスでは勝てないと思った。批判もあったが、攻撃的なオールラウンドプレーヤーをつくろうと思った」。3年前に全日本監督に就いたときから、選手たちに徹底させてきた。「勝てると信じていたが、よくこの場で披露してくれた。みんなよく頑張った」と目を細めた。(藤島真人)
※冒頭の写真はasahi.comより