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ソフトテニスをするのは不謹慎か

「こんな時期に大会をやって不謹慎だ」

「練習をやるなんて不謹慎だ」


そんな声が聞こえてきます。

むずかしい。僕も、わかりません。


TVでは少しづつバラエティー番組が流れだしています。

飲み会の誘いをしてくる友達がいました。


”これは不謹慎だなぁ”

”これはいいんじゃないか”


1つ1つのことについて、自分の中で考えが変わります。

そんななか、「不謹慎」について書かれた、このBlog記事を読みました。

昨日より、Twitter上でも、Blogでも多く取り上げられているので、ご存知の方も多い記事です。


【特別寄稿】おちまさと『不謹慎』とは何か。

以下、Blogより一部引用

例えば美容室に行ったら
節電節水にならないから
それは『不謹慎』なのだろうか。

でも美容室からすれば
それこそが仕事であり
こんな時でも前進せねばと
やる気を奮い立たせて
現場に行ったにも関わらず
そこに来ることが
『不謹慎』と言われたら
そんなに悲しいことはない。


その境界線の向こうには
必ず労働者がいることを
忘れてはならないような
気がする。


正直
僕もこのブログを
悩みながら書いている。
なぜなら
誰もこの
『不謹慎』のボーダーを
明言してくれないからだ。

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このおちまさとさんのBlog記事を読んで思いました。

みんなが、「不謹慎」と言って、ソフトテニスをしなくなったら、どうなるんだろう。


 誰も新しいラケットを買わなくなったら、メーカーさんは仕事を失う。

 誰も練習をしなくなったら、ショップさんはストリングスを張る仕事が激減する。

 誰も大会を開催をしなかったら、被災地の方を勇気づけられる機会を失うかもしれない。



だからといって、全部いつも通り活動すればいいというものではないけど、

「不謹慎」の一言で思考停止にならず、考えることの視点を教えてくれた。


読売ジャイアンツが阪神タイガースとオープン戦を開催。

これこそ、「不謹慎」議論のネタになった。

でも、このチャリティー試合によって、

100万円の寄付が集まった。


球団として3000万円の寄付もするというが、

一切試合活動を停止するとなると、そういったことも無理だろう。

この3000万円で助けられる人たちは、きっとたくさんいる。


現在議論中だと言うが、ソフトテニスの全国高校選抜などはぜひ、

開催の可能性を残して議論はして欲しいとは思う。


震災だけでなく、原発という心配事も重大局面を迎えており、

もちろん、総合的に判断してだとは思うが・・。


被災地でない人たちは、節電・募金など、被災地への援助を最大限意識・実行しつつ、

日本が”停滞”しないために、活動することも、大事。