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大会シーズン突入!実践すると差が出る4つのポイント

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皆さん、こんにちは。
トレーナーの橋本です。(所属:スポーツインテリジェンス)

いよいよ大会シーズンが始まり、各地では全国大会の予選など熱戦が繰り広げられていると思います。
大会が続くこの時期、試合に照準を合わせるための調整が大事なポイントになると思います。
私たちトレーナーも大事な試合に選手がベストパフォーマンスを発揮できるように、様々な調整を行っています。
今回は、トレーナーとして試合前の調整で行っていること、気を付けているポイント等をお伝えします。

◎トレーニング強度

試合の約1か月前までは強度を高くし、筋力トレーニングや持久力トレーニング等でしっかりと筋肉に負荷を与えていきます。そこから徐々に強度を下げ、スピード系や敏捷性等のトレーニングに移行し、試合で動きやすい身体作りをしていきます。
人間の身体はある程度の負荷でのトレーニングと、適切な休息を与えることで回復に向かい、トレーニング前よりも身体能力が向上する効果があります。
試合シーズン、暑い環境下で選手のパフォーマンスが十分に発揮できるよう、試合前のトレーニングでの追い込みは非常に大事なポイントとなります。


◎食事

試合前はできるだけ生ものや油の多いもの、普段あまり食べなれていない物など、腹痛を起こしやすいような食品は避けるようにしましょう。また、夏になると食事量が減り体重が減るという選手も多いです。上記のトレーニング強度でお伝えした通り、試合の1か月前くらいまでは練習・トレーニング強度も高くなり、調整をしていく上では大事な期間です。この時期に食事をきっちりとれていないと、いくらトレーニングを与えてもパワーになりません。動いた分しっかりと、タンパク質、糖質を摂取し、疲労回復効果のある果物や緑黄色野菜、海藻類もたっぷり摂りましょう。


◎体重チェック

練習前後に体重のチェックを行い、十分な水分補給ができているかチェックをします。
夏になると体重が減ってしまう選手も多いです。試合でしっかり動ける体力をつけるために、食事や水分補給にも意識しておきましょう。


◎日常生活での過ごし方

試合期間に入ると、普段より起きる時間が早くなることがあると思います。
いつもは睡眠時間が8時間以上あるのに、試合の時だけ6時間…となると、朝起きてもスッキリ目が覚めないこともあるのではないでしょうか。
そのようなことにならないためにも、試合前から試合を想定した流れで生活をすることが大事です。できるだけ早く寝て早く起きる、これも試合前の大事なコンディショニングのひとつです。
普段から、自分は何時間寝たらスッキリするのか知っておくことも重要ですね。

また、できるだけ身体を冷やしすぎないこと。寝るときにクーラーをつけて半袖半パンで寝る、この状態では足の筋肉を冷やすこととなり翌日ダルさが残ることもあります。できるだけ長いズボンを履いて筋肉を冷やさないように心がけましょう。

そして入浴です。夏はシャワーですます場合もあるかもしれませんが、湯船に浸かるだけでも疲労回復効果は十分にあります。特に疲労がたまっている場合は、湯船に浸かりながらマッサージをすることも効果的です。

自分のカラダを調整できるようセルフケアを徹底して行うように心がけましょう。


そして何よりも、
ケガをしない!体調を崩さない!
が、大きなポイントです。
試合で全力を出しきるためにも、試合を意識して日々を過ごしましょう!

スポーツインテリジェンスHP

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