勝てる選手になろう！～試合先で行う「体調管理の徹底法」～

皆さん、こんにちは。

トレーナーの橋本です。（所属：スポーツインテリジェンス）

前回は、試合でベストパフォーマンスを発揮するためのポイントをお伝えしました。

今回は試合の現場に入ってからの調整ポイントをお伝えします。

現地での重要ポイントは「体調管理の徹底」です。

毎日の体重測定、水分補給のチェックや排便状況の確認、心拍数測定で疲労度のチェックを行います。慣れない環境で体調を崩してしまう選手が出る可能性があります。

しっかりチェックしていきましょう。

体調管理で重要な事の一つに、練習や試合後の「着替え」があります。

練習が終わったら、すぐに着替えます。汗をかいたウェアのままでいると身体を冷やしてしまうからです。お昼の休憩や、クーリングダウンを行う前に着替えるよう心がけましょう。

食事の面では、できるだけ生もの・油ものは避けて、「消化の良い物」をとります。

事前に宿泊先に食事内容を確認しておくと安心ですね。バイキングの場合は、選手が「バランス良く」食品を選べているか、しっかりと食事量を摂れているかをチェックしましょう。

そして、身体の疲労を除去できるようにケアすることも大事です。

練習の最後は、しっかりと時間をかけて「クールダウン」を行いましょう。

宿舎へ帰ってからは、ゆっくりと浴槽につかることをお勧めします。ついシャワーで終わらせてしまいがちですが、疲労回復に格段の差が生まれます。また「交代浴」をプラスするとさらに効果的です。

大浴場や近辺のスーパー銭湯などもチェックしておくと便利ですね。

お風呂上がりに「ストレッチ」を行いましょう。お風呂上りの身体は大変リラックスしており、筋肉もほぐれている状態です。筋疲労の回復には効果大です。

試合の日が近づくにつれて、選手の皆さんの緊張や不安感が徐々に高まってきます。

「リラックス」する場面と「集中」する場面をうまく使いわけられるように導いてあげることが大切なポイントです。

トレーナーとして、選手の皆さんが、ケガなく、ベストな状態で試合に挑めるよう、日々取り組んでいます。

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