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生徒の人間的魅力を高める


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みなさんこんにちは、清明学園中の高橋です。

今回は、レシーブ時の片足からのスプリットステップを紹介する予定でしたが、大変申し訳ありません。雨天などで撮影ができませんでした。

その後、学校行事があり、そのまま全日本17男子合宿などがありましたので、内容を変更してお伝えします。楽しみにしていた方は、大変申し訳ありません。レシーブのスプリットステップは全日本の合宿でも取り組ませました。皆、意識高く取り組んでいました。次週、紹介します。

今回、ご紹介するのは、部活を指導されている生徒の学校行事とクラブの関係性についてお伝えします。


本校では、いろいろな行事や生徒会・委員会などがあります。
そこで生徒が代表になったりすると、練習に参加することができなくなります。私が若い頃は、生徒が練習に揃わないことに対して、不満をもつことがありました。

ソフトテニス部員が様々な役割につくようになった
 
しかし、今では、そのような活動を積極的に行うように指導しています。
現在では生徒会長を始め、様々な学校を代表する役割にソフトテニス部の生徒が就くようになりました。ソフトテニスだけが学校生活ではありません。ソフトテニスで活躍することだけでは、評価されません。勉強はもちろんのこと、学校生活でも人のために行動ができる生徒に育ってほしいと思います。

●指導者としての考え方

数年前に私が尊敬する指導者が、全く逆の発想をもっていました。ソフトテニスの活動を妨げるものは認めないという方針でした。あるとき、その指導者の生徒が体育祭実行委員になったにも関わらずに、練習に参加出来なくなるという先生の指導で、その生徒の役割を降ろした話を聞きました。
 
その話を聞いて、その指導者とは私が考える方向性が違うので、この指導者から学ぶのではなく、このようなことも大切と考えて指導している指導者から学ぼうと決心したことを覚えています。

●生徒の人間的な魅力を高める

競技を高めることも大切で勝ちにこだわりたいですが、生徒の人間的魅力を高めることを大切にしたい指導者でありたいといつも思っています。全国の指導者の方々には、当たり前に指導されていることかと思いますが、そのバランスを見失わないようにしたいと常々思っています。

次回こそ!!動画を楽しみにお待ちください。

では!


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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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