【スポーツインテリジェンス講習会2017】1日目レポート
皆さん、こんにちは。トレーナーの市山です。
スポーツインテリジェンス講習会も今年で7回目を迎え、2日間に渡る講習会は3年目となりました。
2日間の講習会となりました2年前には、硬式テニスの指導者から「シングルスの極意」について学びました。昨年は「メンタルトレーニング」、そして今年は、『分析』という新たな視点から、日本ソフトテニス連盟 医科学委員会スポーツ科学部会 部会長の工藤敏巳氏をお迎えし、お話いただきました。
工藤氏は昨年11月に千葉県で行われました『アジアソフトテニス選手権』でもゲームをデータ分析し、選手・スタッフへ情報を共有されました。また、以前は、宮城県常盤木学園高等学校女子ソフトテニス部の指導もされており、インターハイ優勝という経歴も残されております。
その為、ナショナルチームで実際に分析されているデータの考察と、高校生に対する指導の中での活用方法を交互に分かりやすくお話して下さいました。
1つ目のテーマは、「陣形の変遷」についてです。
長年、日本のトップ選手や、海外選手のゲームを撮影しデータを蓄積されたものから、雁行陣や並行陣、W前衛、W後衛という陣形について、どう考えるべきなのか、データを基にお話しいただきました。
長年、日本のトップ選手や、海外選手のゲームを撮影しデータを蓄積されたものから、雁行陣や並行陣、W前衛、W後衛という陣形について、どう考えるべきなのか、データを基にお話しいただきました。
2つ目のテーマは「ソフトテニスのゲーム分析」でした。ここでは、ご参加の皆様にも、ゲームの映像を見ながら実際にソフトを使って入力していただきました。スマートフォンを使って1ポイント毎に打ち込んでいくことで、ゲーム終了後にはすぐに具体的な数字で、様々な確率を見ることができました。そして、データについて考察していただきました。
分析をすることで、相手のプレー傾向が分かり、次回同じ相手と対戦をするときの戦術を考えられます。また、相手のことだけでなく、自分自身(選手)の弱点が明確になり、具体的な目標設定ができるようになります。選手にも分かりやすく、自発的な練習につながった、とのお話でした。
その他にも、ゲーム中の心拍数や移動距離から競技特性についてのお話や、シングルスの打球コースの確率についてもお話いただき、どのお話も興味深く、講義終了後にもたくさんのご質問をいただきました。
内容についても、大変満足していただけたとのご感想をいただいております。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
無事に講習会を終えることができ、ご参加の皆様と講師の工藤先生に心より感謝申し上げます。
無事に講習会を終えることができ、ご参加の皆様と講師の工藤先生に心より感謝申し上げます。
次回は、スポーツインテリジェンス講習会2017の2日目 『トップアスリートから学ぶフィジカルとテクニック』のレポートをお届けいたします。
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