「日体大のキャプテンに必要なものって何ですか?」~井口雄介選手(日本体育大学)に聞く
<日本体育大学で練習を指揮する井口キャプテン>
Photo By:omami
ソフオン編集部 ふくじーにょです。
大学ソフトテニス界に冠たる「ニッタイ」こと日本体育大学ソフトテニス部。
その男子キャプテンにいろいろ聞いてみた。
●日本体育大学の現4年の代の男子キャプテン、井口雄介選手へのインタビュー
※このインタビューは2014年12月に行われたものです。
[井口雄介 プロフィール]
清武中(宮崎)→尽誠学園高校(香川)→日本体育大学
尽誠学園高校時代はインハイ・選抜とも団体2位。
大学では3年、4年とインカレシングルス2連覇。
●使用ラケット:レイザーラッシュ5V(YONEX) SL2 250g
●ストリングス:サイバーナチュラルシャープ(黄)
●テンション:28
---お父さんも大変素晴らしい選手で、お兄さんとともにソフトテニス一家に生まれたわけですけど、いつろごからソフトテニスをやっていたんですか?(父親の井口鉄郎氏は日体大時代インカレ3連覇、天皇杯優勝1回の実績を持つ名選手)
井口:幼稚園の年長からですね。親父と兄貴に連れられて練習やってました。当時、ジュニア用のラケットなんてなかったので、GOSENの「ルーツ」っていうラケットを親父に使えって言われて、ラケットをズルズル引きずって練習していました。めちゃ太くて、「重てぇな~」って思ってました。
---どんな場所で練習してたの?
井口:テニスコートは時々で、いつもは家の前で壁打ちです。小学校3~4年のころにはヨネックスのスポンジボールがあったんで、それで壁打ちしてました。
---ラケットはめちゃ重たいルーツ(GOSEN製)で、ボールはスポンジボールなんだ(笑)。
井口:はい。ボールがスポンジだと、ポコポコ言わなくて近所の迷惑にならないんで・・・(笑)。
---大学生活はあと少しという状況だけど、今までのソフトテニス人生で一番楽しかった時はいつ?
井口:大学3年、4年、ですね。やっと、大学ソフトテニスの中で「通用している」という実感がありました。
---大学時代に一番印象にのこっている試合は?
井口:大学3年の時の、山形インカレ団体で決勝で早稲田大に負けた試合ですね。2番に出て小栗・高月ペアに勝ったんですけど(塩田・井口ペアで出場)、最終的に桂さん(桂・内山)に3本まわされて負けました。最終戦で負けたのが僕らでした。めっちゃ悔しかったです。
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---話しは変わるけど、ニッタイのキャプテンに必要なものって何かな?
井口:特別に「コレ」というものは思いつかないですけど・・・部員をまとめていくためには最上級生全員がキャプテンのような意識を持つことが大事かなと。あとは、よくカリスマ性が必要、とか言われますけど・・・結局は後輩含めて、部員に信頼してもらえる人であることがとても大事だと思っています。キャプテンになってから、試合中も含めて、弱い自分を見せることはなくなったと思いますね。
---なるほど、そうですか。今年(2015年3月)に卒業になると思うんですが、今後はどうされるんでしょうか?
井口:地元の宮崎を拠点に活動していきたいと思っています。来年は宮崎の高校で講師として働く予定ですが、最終的には教員になりたいと思っています。
---ソフトテニスの選手としての目標はありますか?
井口:卒業すると今まで以上に練習することは難しくなりますが、世界大会の代表選手になる!という目標を胸に、引き続きやっていくつもりですよ!
---ありがとうございました。これからも応援しています。
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参考URL:
・大学訪問!◆日本体育大学◆その2
http://blog.livedoor.jp/supplements2/archives/65660835.html
・日本体育大学ソフトテニス部概要&Blog
http://blog.nittai.ac.jp/soft-tennis/
※このインタビューは2014年12月に行われたものです。
「ソフトテニス・オンライン」