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アジア大会で見た日本のソフトテニスにあるもの、足りないもの

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皆さん、こんにちは。
トレーナーの橋本です。(所属:スポーツインテリジェンス)
今回は、仁川アジア競技大会ソフトテニス競技(9月29日~10月4日)の観戦を通じて感じたことをお伝えします。
私自身、国際大会観戦そのものが初めてでした。
とにかくアジアのソフトテニスは「すごいな」の連続で・・・。
激しいラリー、きわどいコースへのするどいショット、倒れ込みながらもボールに食らいつき、すぐさま起き上がり、次のボールを追う…なかなか日本では見ることのできないプレーに目を奪われました。

日本チームは毎朝早朝からウォーミングアップを開始しており、私も同時刻から見学をさせていただきました。
選手・チーム全体の雰囲気は、リラックスしているようにも見えましたが、日本代表として国を背負って戦っている緊張感も痛いくらい感じられる現場でした。
その緊張感は試合中にもみられ、完全アウェーな戦いであり、勝ち抜くためには相当強いメンタルが必要だと思いました。
国内の大会では考えられないようなプレー上のミスが起こってしまうのも、国際大会の恐さなのだと痛感しました。

そしてもう一つ強く感じたことは、韓国や中華台北選手のフィジカル面の強さです。
不利な体勢になってからの立て直しの素早さや、どのような体勢でも厳しいコースへボールを打ち込むパワー、ぶれない体幹、ボール地点へ到達する速さなど、目を見張るものがありました。
私自身もトレーナーとしての知識をより深めること、トレーニングの必要性などをより多くの方に伝えていかなければならないと、強く実感しました。

今大会、韓国チームには4名のトレーナーが張り付いていました。
それぞれのトレーナーがどのような役割なのか明確ではありませんが、韓国チームがどれほど今大会に賭けてきたのかが伝わってきました。
昨年の東アジア競技大会で、日本は韓国に勝利しました。
団体戦のシングルスでは、長江選手がドンフン選手(韓国のエース)を破るという快挙もありました。
韓国が日本を意識していたのは言うまでもありません。

ご存知のように、韓国は7冠。
日本は、女子ダブルス(森田・山下組)が銅メダル、国別対抗団体戦・男女が銀メダルでした。
今回の結果に対して、悔しい思いもあるかもしれませんが、最後まで諦めず全力で戦い抜いた選手の姿、監督・コーチ・スタッフの皆様に、たくさんの感動をいただきました。

また、今回の観戦ツアーご参加の皆様が、ソフトテニスをこよなく愛し、日本のソフトテニス界を盛り上げ、強くしていこうという気持ちの方々ばかりでした。
たくさんの支えがあり、今の日本のソフトテニスがあるのだと改めて感じました。
そう思わせていただけた全ての方に感謝しています。
本当にありがとうございました。
今後も、日本のソフトテニス界に貢献できるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。

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