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乱打の1球目から、最高のパフォーマンスのアップとは!?

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こんにちは。
トレーナーの市山です。
前回はウォーミングアップの効果についてお話しました。
今回は、実際に具体例を交えながら、順を追ってお伝えします。
1、ウォーキング・ランニング(5~10分程度)
体温(筋温)を上げ、筋肉の柔軟性を上げることで、関節内の潤滑性を高めていきます。

2、ストレッチ
【ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)】
ソフトテニスの動きに重要な肩関節や股関節などの柔軟性を高めます。
関節可動域(痛みがなく、生理的に動かすことのできる範囲)を広げ、練習に必要とされる動きをより効果的に作るための準備です。
リズミカルな動作で動きをつけていきます。

3、アジリティ
ここから、競技特性に合った要素が入ります。
ソフトテニスでは、前後・左右・斜めの全方向への素早いフットワークが必要です。
ただ素早く動くだけでなく、静→動、動→静など動きの変化を意識しましょう。

<具体例> ペッパー(10球×3セット)
ボールを2つ準備し、2人組になります。
向かい合い、パートナーは選手にボールを投げます。
選手はそのボールを1バウンドでキャッチし、すぐにパートナーに投げ返します。
パートナーはボールが返ってくるとすぐに、もう1球のボールを投げて、選手を振り回します。
選手は、ボールを落とさないようスピードを上げ、ボールを正確にキャッチすることや、止まるときの姿勢がポイントになります。


4、反応・スピード
反応とは、五感(味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚)から受けた刺激の入力から、反応の出力までに起こる処理過程をいいます。
ソフトテニスでは、相手のフォームから情報を得て(視覚)、動き出すことが多いですね。

<具体例>アジリティ(10回×3セット)
2人組、もしくは集団に1人が指示者となって向かい合います。
選手は、待球姿勢で脚を小刻みに動かします。
指示者の指示に素早く反応して、つま先の向きを変えたり、サイドステップでの移動や、ジャンプ動作等を行います。


5、協調性(コーディネーション)
ここまでで筋温が高まり、関節可動域も広がったところで、各部位の協調性を促進していきましょう。より、ソフトテニスに近い動きを行っていきます。

<具体例>ミラードリル(10回×2セット)
ラケットを持ち、2人組で向かい合います。
1人が指示者として、サイドにフットワークをしてスイングします。
選手は、パートナーの動く方向と同じ方向に動きます。
10回スイングをしたら、指示者を交代します。

スピードはもちろん大事ですが、スウィングをして素早く戻り、しっかりととまってボールを打つイメージを持って取り組みましょう。


ウォーミングアップが終わり、実際にボールを打つと大変スムーズに身体が動くでしょう。
乱打の1球目から、最高のパフォーマンス!!
是非、ご参考にして下さい!


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