ソフトテニスのポータルサイト「ソフトテニス・オンライン」
ソフトテニスを楽しくするBlog

生徒をテニス肘、肉離れ、怪我から守る

58a6aa64-s


皆さん、こんにちは。トレーナーの中野です。

今回はクーリングダウンについて、ご説明します。
ご存知のとおり、練習や試合では、たくさんのエネルギーを使います。

たくさんのエネルギーを使った後の身体には、乳酸や二酸化炭素、水素、アンモニアなどが溜まった状態になっています。
疲労の原因であるこれらの物質を早く身体から取り除くことが必要です。

運動の後に軽い運動を行った場合と行わなかった場合を比較した研究データがあります。
乳酸(疲労の原因の一つ)の除去される時間が、最速で半分になったとあります。
一日に短い休息時間で数試合行われるソフトテニスでは、大きな差として現れます。

また、筋肉は繰り返し使われることにより、硬く縮んだ状態になっています。
この状態を放っておくとテニス肘や腰痛症、シンスプリントや肉離れなどケガの原因になります。ケガ予防のためにも、早く筋肉を緩める必要があります。

練習や試合のあと、ゆっくりとしたペースで3~5分間、ジョギングを行いましょう。
筋肉を軽く動かすことで、疲労物資を心臓へスムーズに運び、エネルギーとして再利用することが出来ます。

次にストレッチです。
硬く縮んだ筋肉を緩めることによって、ケガの予防だけでなく、前後左右の身体のバランスを整えることも出来ます。
ジョギングとストレッチを合わせても10~15分程度です。
この短い時間で、大きな効果が得られることは間違いありません。

次回は、具体的なクールダウンの内容をご説明します。


スポーツインテリジェンスHP

ブログ


からだサポート【S.I メルマガ】登録フォーム

S.I.Shop

58a6aa64-s