勝利へのメンタルトレーニング
皆様こんにちは。
ライターのみっきー善之丞です。
突然ですが皆様はコート上で怒ったことはありますか?
強い選手の怒った様なんて格下選手からしてみれば恐ろしいたらありゃしません。
萎縮してしまう選手も少なからずいるでしょう。
しかしコート上で怒りによるパワーアップなんてありえません。
本日のテーマであるメンタルを鍛えてステップアップしてみましょう。
●怒りでは勝てない
そもそもどういった時にコート上で怒ってしまうのか?
失礼な言い方ではありますが、格下相手に点を取られたり、こちらがミスをしても怒る事はほとんどありません。
なぜなら負けがまだイメージ出来ていないからです。
相手に点を取られても最終的に勝てる見込みが大きければ人はそんなに感情をむき出しにはしません。
つまり怒りとは焦りです。
相手が怒ったという事は、とどのつまりが「敗北」という焦りが生まれた証拠。
怒りでパワーアップするのは漫画やアニメではよくある話ですが、残念ここは現実世界。
精神を乱した相手はとことん攻めてやりましょう。
●勝利の秘訣はメンタルリセット!
ここまで読んで頂ければご察しのつく方々もいるでしょう。
勝負事では自分も怒りを表に出してはいけません。
怒ってはいけないわけではありません。
相手に点を取られた不甲斐なさや、自分のミスによる失点に心が揺れない選手はいません。
しかし先ほども記述したとおり怒りとは焦りです。
強い選手ほど相手が怒れば「しめしめ・・・・」と思い追い討ちをかけてきます。
そうならない為にもまずは怒りを隠すこと。
怒りを隠すということをはつまり、すぐにメンタルを落ちつけることです。
●メンタルトレーニングの実施
どうすれば怒りを早急に鎮め、隠すことが出来るのか。
それは単純明快。
我々が行っているのはスポーツです。
スポーツで強くなるためにはトレーニングしかありません。
長い前置きではございましたが今回はメンタルトレーニングに役立つ記事のご紹介。
・テニスで要求されるメンタルの種類について ~ 我慢する力 ~ /テニス探求塾
・本番に超強い自分になれる、9つのメンタルトレーニングの方法を解説/NO LOVE, NO TEAM
・テニス メンタル面強化/テニススキー上達com
・<研究資料>軟式庭球選手へのメンタルトレーニングの試み/つくばリポリジトリ(23.pdf(885.12KB)と記載されたデータを開いて下さい。)
●私が行ったメンタルトレーニング三か条
最後に私が恩師と共に行ったメンタルトレーニングを紹介いたします。
上記記事と内容的に被ってるものもありますが、それだけ重要だと思っていただけると幸いです。
~その1 練習前後の瞑想~
あやしい・・・・と思った方々も多いでしょう。
目を瞑り、精神を落ち着かせるのが目的ですので別に祈りを捧げろとかそういうのではありません。
私の所属していたチームでは練習の前後、準備運動の前とクールダウン後に瞑想を行いました。
その際私達はなるべく何も考えない「無心」であるように努めるのです。
もちろん我々は修行僧ではないので完全な無心はありえません。
あくまでも努めるだけ。
視覚情報を遮断し、身体と心を落ち着かせることは重要なメンタルトレーニングの一つです。
時間の長さは初めの頃は1分、慣れてきたら3~5分といったところでしょうか。
ちなみにこのトレーニングをしっかり行えば、試合前の軽い瞑想でいつもの調子を出すことも可能になります。
~その2 健全な生活~
学校の先生から散々言われた台詞ですね。
「病は気から」とも言いますが、その逆も然り。
体調が優れないと皆様も心が落ち込むと思います。
そうならない為にも健康な生活を心がけるのです。
どうすれば良いのか?
簡単なことです。
1日3食しっかり食べて早寝早起き快眠快便!
これが出来ていない人はなによりも先に改善しましょう。
~その3 道具のメンテナンスをしっかり~
メンタルトレーニング?
と思った方も多いでしょう。
道具を大事にする精神を身に付けるという意味もありますが、道具のせいで負けたという言い訳をしないためでもあります。
負けを道具のせいにする選手は間違いなく弱いです。
実際試合中にフレームが曲がっていてショットが定まらずに負けてしまう選手もいるでしょう。
確かにそれは道具のせいです。
しかし日頃のメンテナンスを怠らなければ気がつくことが出来たかもしれません。
道具の不調は怒りに繋がります。
そうならない為にも道具のメンテナンスをしっかり行ってください。
メンタルを整えてライバルよりも一歩先に進みましょう!
それではまた次回。
みっきー善之丞