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【講習会レポ】きつ~い筋トレよりも簡単に(2)

こんにちは。外部コーチブロガーオキモトです。

前回に引き続き、今回もスポーツインテリジェンスさんの
講習会を受講した時の模様を書いていきたいと思います。

前回の記事→『【講習会レポ】きつ~い筋トレよりも簡単に(1)』
準備運動までの内容をご紹介しましたが、今回は続きから最後までを。

準備体操の後は、ストレッチトレーニングの開始です。

ポイントは『股関節』
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なぜこのストレッチを行うかというと、筋肉をほぐしてあげるのは
もちろんのことですが、この動き・体勢の時にはこの場所の筋肉を
使ってあげる事が必要で、そのためにはこの筋肉を鍛えてあげる必要があるよ

という事を確認する作業も含まれています。
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準備体操の後にウォーミングアップとしてすぐにラケットとボールを使った
練習に入ってしまう方がほとんどかと思いますが、やはりストレッチは大事。
その日の体の状態を確認する作業と、怪我の予防。
そして、試合の日なんかは1試合目の最初から全力で入れるようにするための
準備も含まれています。

実際、ストレッチトレーニングを毎日、練習の最初に20分~30分入れるように
なってから、子供達の怪我がほとんど無くなりました

どうしても練習できる時間の短い冬場などは、この20分~30分でできるだけ
ボールを打たせたいと考えてしまいがちですが、試合で全力を出させるには
体が健康な状態、しっかりと動かせる状態である事が第一です。

そして、子供達を預かっている私たちにとって、怪我をさせないというのは
1番に考えなくてはいけない
と思っています。

このストレッチトレーニングは、形だけ真似ても効果が薄れてしまいます。
川上トレーナーからのアドバイスは、とにかくどんな練習でも
細かいところに意識をさせる事が大事
。とありました。
腹筋や背筋などのハードなトレーニングをしなくても、
その箇所に負荷がかかるように意識をした動きをしていく事で、
十分補える
というお話を頂いたので、その点をしっかりと
注意しながら、今後取り組んでいくのも大事だなと思いました。

ストレッチトレーニングの最後には縄跳びの飛び方も教わりました。
冬場は縄跳びでトレーニングする学校も多いと思いますが、
飛び方も意識してやると効果が全然違います。
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この川上トレーナーの飛び方ヒントです。

そして、縄跳びをつかってコート周りを走るチーム対抗リレーも。
足が速くなりたい方にはこのトレーニングは有効らしいです。
競争となると、子供達は一気に火がつきますからね(笑)

ストレッチトレーニングをしっかりと学んだ後は、
実際にラケットとボールを使った練習に入っていくわけですが、
ポイントは『肩甲骨』
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よくある"ホームラン打ち"のような、とにかく遠くまで
ボールを飛ばす練習を行いました。
当たり前ですが、力を入れるだけではボールは飛ばないし、
体をうまく使う事が大事。そして、重く伸びるボールを
打つためのコツとしては、肩甲骨の使い方と連動させる動きを
しっかりと体に覚えさせる、意識を持った練習が必要
とのこと。

テニスはボールをコートに納めるスポーツですが、
そればかり意識が強くなってしまうと、体全体をしっかりと使った
フォームを忘れてしまうこともあるので、
この練習はできるだけ行った方がいいとのお話でした。

そして、この練習はボールを全て打ち終わった後に待っている
ボール拾いまでトレーニングになっています。
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あらかじめいくつかのグループに分けて練習をするのですが、
散らばったボールは最後に1球ずつ拾っては取りに行きの
繰り返しで集めるので、自然と体力トレーニングにもなります。

お昼の時間近かったのでみんな辛そう(笑)

これで、全体の練習は終了でしたが、
大事なのは最後に行うクーリングダウン
これを行っていない方はとても多いと思います。
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使った筋肉はしっかりとケアしてあげないと、疲労の蓄積の
原因にもなりますし、怪我にも繋がってしまいます。
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軽くジョグをするだけでも全然違いますので、
取り入れないといけませんね!

クールダウンが終わり、全ての講習が終了となりました。
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最後に川上トレーナーからお話を頂いて、集合写真を。

私自身も色々と見直すところが発見でしましたし、
何より子供達のウォーミングアップとトレーニングに対しての
意識が変わった、とても有意義な講習会でした。
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私が教えている中学生は、この時期が運動神経の発達する
最後の時期だそうで、ゴールデンエイジとも言われています。
子供達の可能性を少しでも引き出してあげるために
トレーニングの講習、ぜひ受けてみることをオススメします!


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