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ボールに勢いを与える股関節の機能

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皆さん、こんにちは。トレーナーの中野です。
本格的な秋が到来し、だんだんと寒くなってきましたね。風邪も流行っていますので、しっかりと予防をして体調管理に気をつけましょう。
さて、今回は、股関節をテーマにソフトテニスでの重要性や働きについてご紹介します。
股関節は、肩関節の次に大きな可動域を持っています。骨盤の関節臼(受け皿)に大腿骨の骨頭(ボール)がはまった形になっています。

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股関節の動きは、骨盤から大腿骨に出る前後左右の大きな筋肉からなり、動作の原動力となっています。

<股関節の動き>
屈曲・伸展 → 前後に脚を振る・・・・・・・腸腰筋・大腿直筋
外転・内転 → 左右に脚を振る・・・・・・・大腿筋膜張筋・中臀筋
外旋・内旋 → 大腿を中心に内外に捻る・・・外旋筋群・内転筋群

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ソフトテニスでは、下半身の筋肉が生み出した力で地面を蹴り、その反発力を受けて、ラケットまでつなげることでボールに勢いを与えます。
そこで重要なのは股関節の動きに関わる、筋肉です。
サーブやストロークでは曲げた股関節を伸ばすこと(屈曲から伸展)と、捻った股関節を捻り戻すこと(内旋から外旋)を組み合わせることで大きな力が発生します。
ボレーでも瞬発的に飛び出す時に股関節の伸展力が重要です。
その他、走る、止まる、切り返すといった動作全般の要と言えます。

股関節周りのトレーニングは、ソフトテニスを含め、スポーツ全般で強くなるための鍵となります。
取り組む価値は十分にありますね。


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