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セルフケア:臀部(お尻周り)

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こんにちは。トレーナーの藤田です。

残暑も落ち着き、涼しい季節に入りました。
練習やトレーニングに取り組みやすい季節ですが、知らぬ間に身体に疲労が溜まっていることも少なくありません。

そんな皆様に「秋のセルフコンディショニング・第一弾」として、
臀部(お尻周り)のセルフケアの方法をご紹介させていただきます。



臀部とは、主に「大臀筋」「中臀筋」「小殿筋」「深層外旋六筋」により成り立っています。

これらの筋肉は脚を後ろに引いたり、横(外側)に開いたりする動作の時に使われます。テニスでは、サイドへのストップ動作時や、ストロークの際に下半身で溜めた力を発揮するときに使われます。

臀部が疲労し緊張状態になると、骨盤の後傾が強くなるため、構えの姿勢が猫背になり、後ろ体重になります。また、股関節屈曲の制限が出るため、前方向への足の踏み出しが狭くなったりするので、注意が必要です。


☆大殿筋
大殿筋

☆中殿筋
中殿筋

☆小殿筋
小殿筋

☆深層外旋六筋
深層外旋六筋


【ケア・ストレッチ方法】

大臀筋ストレッチ

膝に足を上げている方のお尻を伸ばします。

<ポイント>
背筋を伸ばし、骨盤を立てながら行うことを意識しましょう。
背筋を伸ばしたまま上体を起こす、もしくは足の位置を胸の方へ近づけてみると、より伸びやすくなります。

ST1-1 ST1-3

★中臀筋のストレッチ
膝を立てている側のお尻で、1つ目と少し違う部位が伸びていればOKです。

<ポイント>
背筋を伸ばし、対角の胸と膝を近づけるように抱え込みましょう。
    
ST2-3

★臀筋群を全体的にほぐす
硬式テニスボールを使ったケア方法です。

<やり方>
痛気持ちいいくらいの強さでお尻周りを広範囲にまんべんなくボールを転がすように筋肉をほぐしていきます。

ほぐし1

ほぐし2


ストレッチ
は、同じポーズを30秒~60秒程度キープしましょう。
呼吸は止めないように深呼吸を繰り返しながら行います。

ボールでのほぐし
は、特に時間設定はありませんが、臀部全体で4分~5分程度を目安に行いましょう。



次回は「ハムストリングス」に関するケア方法をご紹介させていただきます。




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